アラート

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すべてのプラットフォームで、アラートにはタイトル、オプションの情報テキスト、および最大 3 つのボタンが表示されます。一部のプラットフォームでは、アラートに追加の要素を含めることができます。

要素	iOS、 iPadOS	macOS	tvOS	watchOS	ガイダンス
タイトル	●	●	●	●	状況を説明する短い文または語句を書きます。
有益なテキスト	●	●	●	●	状況の結果を説明したり、解決策や代替手段を提案したり、アクションを取り消すことができない場合に人々に思い出させる必要がある場合は、短いメッセージを書いてください。
ボタン	●	●	●	●	人々に明確な選択肢を与えるために、2 つボタンのアラートが望ましい。必要に応じて追加のボタンを提供します。デフォルトのボタンは、アラートをキャンセルしたり、最も可能性の高い非破壊的なアクションを実行できます。ボタン を参照してください。
アイコン		●			macOS はアラートにあなたのアプリのアイコンを自動的に表示しますが、別のアイコンやシンボルを指定することもできます。macOS を参照してください。
抑制チェックボックス		●			繰り返しアラートを構成して、人々が同じアラートの後続の発生を抑制できるようにできます。
アクセサリビュー		●			追加情報を提供する必要がある場合は、カスタムビューを追加できます。
ヘルプボタン		●			ヘルプ文書を開く [ヘルプ] ボタンを含めることができます。ヘルプボタン を参照してください。
テキストフィールド	●	●			状況を解決するために人々の入力が必要な場合にのみ、テキストフィールドを含めます。

すべてのアラートコピーで、直接的で、ニュートラルで、親しみやすい調子を使用します。 アラートは多くの場合、問題や深刻な状況を説明しているため、偏見や非難、または問題の重大度を覆い隠すことは避けてください。

状況を明確かつ簡潔に説明するタイトルを書きます。 人々が状況をすぐに理解できるようにする必要があるため、冗長になることなく、完全かつ具体的に説明してください。何が起こったのか、それが起こった文脈と理由を可能な限り説明してください。「エラー」や「エラー 329347 が発生しました」など、有用な情報を伝えないタイトルを書くことは避けてください。また、2 行以上に折り返される過度に長いタイトルも避けてください。タイトルが完全な文である場合は、文スタイルの大文字化 (sentence-style capitalization) と適切な末尾の句読点を使用します。タイトルが文の断片である場合は、タイトルスタイルの大文字化を使用し、末尾に句読点を追加しないでください。

付加価値がある場合にのみ、有益なテキストを含めます。 有益なメッセージを追加する必要がある場合は、完全な文、文スタイルの大文字化、適切な句読点を使用して、できるだけ短くしてください。

アラートボタンの説明は避けてください。 アラートテキストとボタンのタイトルが明確であれば、ボタンの機能を説明する必要はありません。ボタンの選択に関するガイドを提供する必要があるまれなケースでは、人々の現在のデバイスと操作方法を説明するために 選択する などの用語を使用し、引用符なしで正確なタイトルを使用してボタンを参照してください。

ボタン

簡潔で論理的なボタンのタイトルを作成します。 ボタンを選択した結果を説明する 1 語または 2 語のタイトルを目指します。「すべて表示」、「返信」、「無視」など、アラートテキストに直接関連する動詞や動詞句が望ましいです。情報アラートでは、「はい」と「いいえ」を避けて、「OK」のみを受け入れに使用できます。アラートのアクションをキャンセルするボタンのタイトルには、常に「キャンセル」を使用してください。すべてのボタンタイトルでは、タイトルスタイルの大文字化 (title-style capitalization) を使用し、末尾に句読点は使用しません。

アラートが単なる情報提供でない限り、デフォルトのボタンタイトルとして [OK] を使用しないでください。 やりたいことの確認を人々に求めるアラートでも、「OK」の意味が不明確な場合があります。たとえば、「OK」は「OK、アクションを完了したい」または「OK、自分のアクションが引き起こしたマイナスの結果を理解した」という意味でしょうか?「消去」、「変換」、「クリア」、「削除」などの特定のボタンのタイトルは、人々が実行しているアクションを理解するのに役立ちます。

人々が期待する場所にボタンを配置します。 一般に、人々が最も選択しやすいボタンは、ボタンの列の末尾に配置するか、ボタンのスタックの上部に配置します。デフォルトのボタンは常に、行の後端またはスタックの一番上に配置します。キャンセルボタンは通常、行の先頭側またはスタックの一番下にあります。

破壊的なボタンを識別します。 アラートボタンがコンテンツの削除などの破壊的なアクションをもたらす場合は、破壊的なボタンスタイルを指定して、人々がそれをわかるようにします。

破壊的なアクションがある場合は、キャンセルボタンを含めて下さい。 キャンセルボタンは、破壊的なアクションを回避する明確で安全な方法を提供します。キャンセルボタンをデフォルトのボタンにすることを検討してください。これにより、人々が破壊的なアクションを続行するには、デフォルト以外のボタンを意図的に選択しなければなりません。アラートのアクションをキャンセルするボタンには、常に「キャンセル」というタイトルを使用します。

意味のあるときにはアラートをキャンセルする別の方法を有効にします。 キャンセルボタンを選択するだけでなく、キーボードショートカットやその他の簡単な方法でスクリーン上のアラートをキャンセルすることもできます。例えば：

アクション	プラットフォーム
ホームスクリーンに戻る	iOS、iPadOS
接続されたキーボードで Escape (Esc) または Command+ピリオド(.) を押す	macOS、iOS、iPadOS
リモコンでメニューを押す	tvOS

プラットフォームの考慮事項

tvOS または watchOS に関する追加の考慮事項はありません。

iOS,iPadOS

アラートではなく、アクション シートを使用して、意図的なアクションに関連する選択肢を提供します。

たとえば、人々が編集中のメールメッセージをキャンセルする場合、アクション シートには三つの選択肢を提供します：編集内容(または下書き全体)を削除する、下書きを保存する、または編集に戻るです。アラートは、人々が破壊的な結果をもたらすアクションを確認またはキャンセルするのにも役立ちますが、アクションに関連する追加の選択肢は提供しません。ガイダンスについては、アクションシート を参照してください。

可能であれば、スクロールするアラートを表示しないようにします。 テキストのサイズが十分に大きい場合は、アラートがスクロールしますが、アラートのタイトルを短くし、必要な場合にのみ短いメッセージを含めることで、スクロールの可能性を最小限に抑えてください。

macOS

注意記号は控えめに使用してください。 アラートで感嘆符.三角形のような警告記号を頻繁に使用すると、その重要性が低下します。この記号は、予期しないデータの損失につながるアクションを確認する場合など、特に注意が必要な場合にのみ使用してください。保存やゴミ箱を空にするなど、データの上書きや削除のみを目的とするタスクには記号を使用しないでください。

リソース

関連

モダリティ

アクションシート

シート

開発者用文書

Alert — SwiftUI (alert)

UIAlertController — UIKit (UIAlertController)

NSAlert — AppKit (NSAlert)

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