アプリの配布
アプリ配布の準備
プロジェクトの設定はいつでも編集できますが、開発時にはいくつかの設定が必要です。その他は、テストのためにアプリを配布するときに推奨され、アプリをアップロードする時必要な物、後で App Review に提出するときに必要な物があります。
アプリを App Store Connect にアップロードする前に、アプリに必要なすべての情報を提供します。たとえば、App Store Connect 検証テストに合格するようにアプリアイコンを設定します。ビルド文字列を更新し、ビルド設定を確認し、macOS アプリの場合は著作権キーを設定します。
App Store 以外でアプリを配布することを選択した場合でも、アーカイブを作成してアプリをエクスポートする前に、アプリを配布する準備をしてください。
ステップ 1:バンドル ID を設定する
バンドル ID は、システム全体でアプリを一意に識別します。最初のビルドをアップロードした後は、App Store Connect でバンドル ID を変更できないため、アップロードする前に、アプリバンドル内のすべてのターゲットの バンドル ID を慎重に選択して設定 してください。
ステップ 2:ターゲットをチームに割り当てる
まだ行っていない場合は、ターゲットをチームに割り当てます。たとえば、TestFlight または App Store を通じてアプリを配布する場合は、Apple Developer Program に属するチームにターゲットを割り当てます。
ステップ 3:バージョン番号とビルド文字列を設定
App Store Connect は バージョン番号とビルド文字列を使用 してビルドとアプリのバージョンを一致させるため、アプリを配布する前にこれらを設定して下さい。バージョン番号 と ビルド文字列 は、システム全体を通じてアプリを識別するために使用されます。
ステップ 4:アプリのカテゴリを設定
カテゴリは、ユーザが App Store でアプリを見つけるのに役立ちます。App Store Connect で、アプリが App Store に表示される第一カテゴリと第二カテゴリを設定して下さい。macOS アプリの場合、アプリが Mac App Store に表示される アプリのカテゴリを設定します。選択するカテゴリは、後で App Store Connect で選択するカテゴリと一致する必要があります。
ステップ 5:展開情報設定を編集する
これらの設定の一部は App Store Connect で入力した値と一致しなければならないため、アプリを配布する前に 展開情報の設定を編集 して下さい。また、展開設定によって、オペレーティングシステムのバージョンと、iOS アプリの場合、アプリがサポートするデバイスが決まります。
注意:アプリの開発中に ビルド設定 を変更した場合は、App Store を通じてアプリを配布する 前に ビルド設定を確認 してください。
ステップ 6:アプリのアイコンの追加
アプリアイコンを追加 して、デバイスのさまざまな場所にあるアプリを表し、App Store Connect 検証テストに合格させます。App Store を通じてアプリをリリースする場合は、App Store アイコンも追加します。アイコンメトリックについては、ヒューマンインターフェイスガイドライン にアクセスしてください。
ステップ 7:起動スクリーンを提供する (iOS)
プロジェクトエディタ の [全般(General)] ペインの "アプリアイコンと起動スクリーン" セクションで、起動スクリーン または 起動画像 を指定します。
iOS アプリの場合、テンプレートから作成するときにプロジェクトにある既存の起動画面を編集するか、起動スクリーンファイルを追加 します。起動スクリーンは単に画像を表示することができます。iPad アプリの場合、複数のアスペクト比とマルチタスクモードをサポートするには、起動スクリーンのユーザインターフェイスファイルを使用する必要があります。iPhone アプリの場合は、起動スクリーンを使用することもお勧めします。プロジェクトで起動画像を使用する場合は、起動スクリーンに置き換えることを検討してください。
他のアプリの場合は、デフォルトの LaunchImage アセットのセットに起動画像を追加するか、新しいアセットカタログを作成して起動画像に設定 します。
注意:App Store Connect を使用して後でアップロードするアセットの仕様については、App Store Connect ヘルプ の アプリプレビューの仕様 と スクリーンショットの仕様 をご覧下さい。
ステップ 8:保護されたリソースにアクセスするための使用法の説明を提供する
ユーザの場所、カレンダー、リマインダー、連絡先など、アプリがアクセスするすべての保護されたリソースの 情報プロパティリスト で使用法の説明を提供しなければなりません。カメラやマイクなどのアクセサリの使用方法も説明します。詳しくは、保護されたリソースへのアクセス をご覧ください。
ステップ 9:アプリサンドボックスを構成する (macOS)
Mac App Store に提出されたアプリは、システムとユーザデータを保護するために アプリサンドボックス を使用する必要があります。Mac App Store の外で配布する 場合は、アプリサンドボックスも使用する必要があります。
ステップ 10:著作権キーを設定する (macOS)
macOS アプリの場合、アプリを App Store Connect にアップロードする前に、情報プロパティリストで 著作権キーを設定 してください。
ステップ 11:エクスポートコンプライアンス情報を追加する (オプション)
必要に応じて、App Store Connect にアップロードする各ビルドの エクスポートコンプライアンス情報を追加 します。
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