ビルドフェーズの構成
ビルドフェーズスクリプトを記述
プロジェクトエディタの [ビルドフェーズ] ペインで、ターゲットのビルドの一部としてシェルスクリプトを実行する ようにプロジェクトを構成できます。シェルスクリプト では、環境変数に加えてビルドフェーズ固有の変数を使用できます。ビルドログに書き込み、ビルドの失敗をトリガーすることもできます。
追加の変数を使用する
これらの追加の変数は、ビルドフェーズのシェルスクリプトで使用できます。
変数 | 説明 |
SCRIPT_INPUT_FILE_COUNT | 入力として記述されたスクリプトファイルの総数。 |
SCRIPT_INPUT_FILE_[#] | リストされた各入力ファイルは、SCRIPT_INPUT_FILE_0 で始まる環境変数としてエクスポートされます。 |
SCRIPT_INPUT_FILE_LIST_COUNT | 入力ファイルリストとして記述されているファイルリストの総数。 |
SCRIPT_INPUT_FILE_LIST_[#] | SCRIPT_INPUT_FILE_LIST_0 で始まる、与えられた入力リスト内の各値が展開された値で解決されたファイルへのパス。 |
SCRIPT_OUTPUT_FILE_COUNT | 出力として記述されるスクリプトファイルの総数。 |
SCRIPT_OUTPUT_FILE_[#] | リストされている各出力ファイルは、SCRIPT_OUTPUT_FILE_0 で始まる環境変数としてエクスポートされます。 |
SCRIPT_OUTPUT_FILE_LIST_COUNT | 出力ファイルリストとして記述されているファイルリストの総数。 |
SCRIPT_OUTPUT_FILE_LIST_[#] | SCRIPT_OUTPUT_FILE_LIST_0 で始まる、与えられた出力リスト内の各値が展開された値で解決されたファイルへのパス。 |
エラーと警告をログに記録する
エラーと警告をビルドログに追加するには、メッセージを標準出力に書き込み、error:、warning:、または note: のいずれかを含めます。以下の構文を使用しますが、ここで filename はファイルへの絶対パスであり、 filename と linenumber はオプションです。
[filename]:[linenumber]: error | warning | note : [message]
ビルド失敗をトリガーする
ビルド失敗をトリガーするには、スクリプトからゼロ以外の終了コードを返します。
例えば:
echo "error: This is an error message that will show up in the build log."
echo "warning: This is a warning message that will show up in the build log."
# This will cause a build failure
exit 1
以下も見よ