ビルドフェーズの構成
シェルスクリプトを実行
ターゲットをビルドフェーズのペインに追加することで、ターゲットのビルドの一部としてシェルスクリプトを実行できます。
ターゲットを並行してビルドする 場合は、タスクの実行順序を決定するため、シェルスクリプト に入力と出力を提供して下さい。
段階的ビルドの場合、入力と出力によって、最初のクリーンビルドの後に、ビルドごとにシェルスクリプトが実行されるかどうかが決まります。入力と出力を指定しない場合、または入力ファイルを変更した場合は、シェルスクリプトが実行されます。各ビルド中にスクリプトを実行したくない場合は、ビルド間で入力を変更しないでください。
- プロジェクトナビゲータ で、プロジェクトを選択します。
- [プロジェクト/ターゲット] ポップアップメニューから、または 2 番目のサイドバーが表示されている場合は [ターゲット(Targets)] セクションでターゲットを選択します。
- [ビルドフェーズ(Build Phases)] をクリックします。
- [追加(Add)] ボタン (+) をクリックし、ポップアップメニューから [新しい実行スクリプトフェーズ(New Run Script Phase)] を選択します。
- [スクリプトの実行(Run Script)] の隣にある開閉用三角ボタンをクリックします。
- [シェル(Shell)] テキストフィールドに、シェルの型を入力してから、以下のシェルスクリプトの内容をドラッグまたは入力します。
- [入力ファイル] セクションで、シェルスクリプトへの入力となるファイルを入力します。
- 入力ファイルを追加するには、表の下部にある [追加(Add)] ボタン (+) をクリックして、ファイルパスを入力します。
- 入力ファイルを削除するには、表でファイルを選択し、[削除(Delete)] ボタン (–) をクリックします。
- [入力ファイルリスト] セクションで、シェルスクリプトへの入力の静的リストを記述する ファイルリスト (ファイル拡張子が .xcfilelist のファイル) を入力します。
- [出力ファイル(Output Files)] セクションで、シェルスクリプトへの出力として生成されるすべてのファイルのリストを入力します。
- [出力ファイルリスト] セクションで、シェルスクリプトへの出力の静的リストを記述する ファイルリスト を入力します。
ビルドログに環境変数を表示したい合は、シェルスクリプトの下の [ビルドログに環境変数を表示する] チェックボックスを選択します。シェルスクリプトで使用できる追加の変数については、追加の変数を使用する をご覧下さい。
エラーメッセージをビルドログに書き込むか、ビルド失敗をトリガーするには、エラーと警告をログに記録する および ビルド失敗をトリガーする をご覧下さい。
入力ファイルの内容は、静的または生成することができます。生成された内容は、別のスクリプト実行フェーズの出力でなければなりません。
[追加] ボタン (+) をクリックしてファイルを追加し、[削除] ボタン (–) をクリックしてファイルを削除します。
追加ボタン (+) をクリックしてファイルを追加し、削除ボタン (–) をクリックしてファイルを削除します。
入力する入力パスと提供するファイルリストで ビルド設定 を使用できます。ビルド設定は、ターゲットのビルド設定値に置き換えられます。たとえば、ターゲットのソースファイルを含むディレクトリには $(SRCROOT)、ビルド製品を含むディレクトリには $)CONFIGURATION_BUILD_DIR) を使用します。その他のビルド設定については、ビルド設定リファレンス をご覧ください。
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