iCloud サービスの構成
iCloud 文書保管と CloudKit コンテナを管理する
デフォルトの コンテナ ID は iCloud.$(CFBundleIdentifier) で、明示的なアプリ ID と一致します。
重要:コンテナを管理できるのは、アカウント所有者 または Admin の役割のみです。
別のアプリで使用されている可能性のある既存のコンテナ ID を選択するか、新しいコンテナ ID を作成できます。
- プロジェクトエディタ でターゲットを選択し、[署名と機能(Signing & Capabilities)]をクリックします。
- iCloud の隣にある開閉用三角ボタンをクリックして、設定を確認します。
- [サービス(Services)] セクションで、[iCloud 文書(Documents)] または [CloudKit] チェックボックスを選択します。
- 必要に応じて、表の下の [更新(Refresh)] ボタンをクリックして、他のアプリで使用されているコンテナ ID をダウンロードします。
- コンテナを使用する (または使用しない) には、コンテナ ID の左側にあるチェックボックスを選択します。
Xcode は、Xcode プロジェクトの資格ファイル (ファイル拡張子が .entitlements のファイル) 内のコンテナ ID のリストを更新します。
アプリに複数のコンテナーが必要な場合、または複数のアプリでカスタムコンテナを共有する場合は、コンテナを作成します。たとえば、アプリ固有のデータをデフォルトのコンテナに保管し、共有アプリのデータを別のカスタムコンテナに保管できます。
- [コンテナ] セクションで、表の下部にある [追加(Add)] ボタン (+) をクリックします。
- 表示されるダイアログで、追加すべきコンテナの ID を入力します。
コンテナ ID は iCloud. で始まる必要があり、iCloud.com.example.gkumar.shared のように、逆 DNS 表記の文字列が続きます。iCloud. を入力しない場合、Xcode はそれをコンテナ ID に追加します。
警告:コンテナ ID は削除できないため、文字列は慎重に選択してください。
- OK をクリックします。
Xcode は、Xcode プロジェクトの資格ファイルとデベロッパアカウントに新しいコンテナ ID を追加します。
以下も見よ
iCloud キー値保管、文書保管、または CloudKit を有効にする
CloudKit スキーマとレコードを管理する