XCode 13.2 日本語化計画 : Human Interface Guidelines

表

表は、セクションまたはグループに分割できる行のスクロールする単一列のリストとしてデータを提示します。表を使用して、大量のまたは少量の情報をリスト形式ですっきりとかつ効率的に表示します。一般的に言って、表はテキストを基礎にしたコンテンツに理想的であり、多くの場合、分割ビューの片側にナビゲーションの手段として表示され、関連するコンテンツが反対側に表示されます。ガイダンスについては、分割ビュー を参照してください。

iOS には、プレーン、グループ化、および挿入されたグループ化の 3 つのスタイルの表が提供されています。

プレーン。 行はラベル付きのセクションに分割でき、オプションのインデックスは表の右端に沿って垂直に表示できます。ヘッダはセクションの最初の項目の前に表示でき、フッタは最後の項目の後に表示できます。

グループ化。 行はグループで表示され、行はヘッダの前に表示され、フッタが続きます。このスタイルの表には常に少なくとも　1　つのグループが含まれ、各グループには常に少なくとも 1 つの行が含まれます。グループ化された表にはインデックスが含まれません。

挿入されたグループ化。 行は、角が丸く、親ビューの端から挿入されたグループで表示されます (上のイメージの右側に示されたように)。このスタイルの表には常に少なくとも 1 つのグループが含まれ、各グループには常に少なくとも 1 つの行が含まれ、前にヘッダを付け、後にフッタを付けることができます。挿入されグループ化された表にはインデックスが含まれません。挿入されグループ化されたスタイルは、通常の幅の環境で最適に機能します。コンパクトな環境ではスペースが少ないため、特にコンテンツがローカライズされている場合、挿入されグループ化された表によってテキストの折り返しの可能性があります。

表の幅について考えてください。 表が狭いと、切り捨てや折り返しが発生し、離れた所ですばやく読み取ったりスキャンしたりするのが難しくなります。幅の広い表はまた、読み取りやスキャンが難しく、コンテンツからスペースを奪う可能性もあります。

表の内容をすばやく表示し始めましょう。 何かを表示する前に、大量の表のコンテンツがロードされるのを待たないでください。スクリーン上の行にテキストデータをすぐに満たし、イメージなどのより複雑なデータが利用可能になったときに表示して下さい。この手法は、人々に有用な情報をすぐに提供し、アプリの知覚される応答性を向上させます。場合によっては、古いデータを表示すると、新鮮な新しいデータが到着するまで意味があります。

コンテンツがロードされるときに進捗状況を伝えます。 表のデータのロードに時間がかかる場合は、進行状況バーまたは回転するアクティビティインジケータを表示して、あなたのアプリがまだ実行中であることを人々に再確認させます。

コンテンツを新鮮に保ちます。 新しいデータを反映するために、表のコンテンツを定期的に更新することを検討してください。スクロール位置を変更しないでください。代わりに、表の最初または最後にコンテンツを追加し、準備ができたら人々にスクロールできるようにします。一部のアプリは、新しいデータが追加されたときにインジケータを表示し、そのデータに直接ジャンプするためのコントロールを提供します。また、人々が更新をいつでも手動で更新を実行できるようにコントロールを更新する事を含めることをお勧めします。内容コントロールの更新 を参照してください。

インデックスを右揃えの要素を含む表の行と組み合わせないでください。 インデックスは、大きなスワイプジェスチャを実行することによって制御されます。開示インジケーターなど、他のインタラクティブな要素が近くにある場合、ジェスチャが発生したときにユーザの意図を識別しにくくなり、間違った要素がアクティブ化される可能性があります。

開発者向けガイダンスについては、UITableView (UITableView) を参照してください。

表の行

標準の表のセルスタイルを使用して、コンテンツが表の行にどのように表示されるかを定義します。