ワークフローのカスタマイズ
Xcode の [動作の環境設定(Behaviors preferences)] で、あなたのワークフローに影響を与える動作を指定します。ビルド、実行、およびアプリのデバッグ中に起こる、様々なイベントが発生したときにどうするかを指定するには [Xcode] > [動作(Behaviors)] を選択してください。
例えば、あなたのコードがブレークポイントで一時停止したときに Xcode はデバッグ領域を表示でき、ビルドが失敗したときには、イッシュナビゲーターを表示できます。
以下のスクリーンショットでは、動作はコードが一時停止する時いつでもカスタマイズされています。ここでは、カスタマイズされた動作の例をいくつかを示します。
- すべてのポーズで警告音を鳴らします。
- デバッグナビゲーターを表示するワークスペースウィンドウにデバッグという名前のタブを作成します。
- [デバッグ(Debug)] タブで、変数表示とコンソールの両方を表示します。
- [デバッグ] タブでユーティリティエリアを非表示にします。
結果として、プロジェクトのコードが、ブレークポイントに当たると、Xcode は特定のコンテンツを含むワークスペースウィンドウの[デバッグ] タブを作成します。
メニュー項目やそのキーボードショートカットによってトリガされたカスタム動作を設計することができます。[Xcode] > [環境設定(Preferences)] を選択して、動作環境設定ペインを選択し、ペインの下部にある[追加] ボタン (+) をクリックして下さい。新しい動作の名前を入力し、Return キーを押します。この動作を呼び出したときにどうするかを指定するチェックボックスを選択します。たとえば、プロジェクトのスナップショットを保存し、ユニットテストを実行する[ユニットテスト] の動作を作成します。動作を作成したら、[Xcode] > [動作(Behavior)] のメニューに表示されます。
カスタム動作にキーボードショートカットを割り当てるには、[Xcode] > [環境設定(Preferences)] を選択し、[キーバインド(Key Bindings)] をクリックして下さい。[キーバインドの設定(Key Binding preferences)] ペインで、必要なカスタム動作を表示するために、[カスタマイズされたタブ(Customized tab)] を選択します。テキストフィールドに、キーバインドに使用するキーを入力し、操作を完了するためにテキストフィールドの外側をクリックして下さい。
ブレークポイントとブレークポイントのアクションのタイプについての詳細は、ブレークポイント・ナビゲーターのヘルプ を参照してください。
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