国際化
国際化は、技術的な変更をせずに、様々な言語や地域に適合できるように、ソフトウェアとアプリを設計するプロセスです。次に、ローカライズは、2つ以上の文化的に異なった市場への国際化されたアプリの文化的、言語的な適応です。このように、国際化とローカライズは、補完的な活動として、見られます。
Cocoa はアプリを国際化するための豊富なアーキテクチャを提供します。主な機能を挙げると、名前でリソースを参照できるということです。あなたのプログラムで - 例えば - ファイルシステム上でハードコードされた場所からロードするよりも、名前でリソースを要求できます。実行時には、Cocoa は、ユーザーの現在の言語設定と最高に一致する名前のリソースの表現を検索します。
リソースの命名のこの原則は、アプリをローカライズするためのほとんどすべてに適用されます。それは、例えば、以下のように適用されます。
- Nib ファイル、ユーザインタフェースのレイアウト(ウィンドウやコントロールのような) に保存し、ユーザインタフェース要素に埋め込まれたテキスト、およびいくつかのデータフォーマッタ要素
- ユーザーがそれを見られるが、nib ファイルには含まれていない文字列
- アイコンやグラフィックス、特にカルチャ(地域文化) 固有の画像を含む
- 話し言葉を含む音声ファイル
国際化はココアでの名前でリソースを参照するものとして見ることができるため、ローカライズは、ロケール固有のディレクトリにそれらの名前のローカライズされた表現のものを置くことで構成されます。あなたのアプリにローカライズされたリソースを特別なディレクトリに保存し、その名前は .lproj 拡張子を付けたロケールの名前を持っています(例えば、フランス語では fr.lproj)。指定されたロケールの人々のためにカスタマイズされた、これらのリソースの適切な .lproj 表現のディレクトリに追加します。
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