XCode 7.3 日本語化計画：Accessibility

情報プロパティリスト

情報プロパティリストは、アプリケーションまたは他のバンドルされた実行可能ファイルの構成の詳細を指定するテキストで構成されています。オペレーティングシステムは、実行時に情報プロパティリストからデータを抽出し、適切な方法でそれを処理します。例えば、アプリケーションを一覧表示する際に、それらはホームスクリーンまたは Finder で、iOS と OS X では(それぞれ) インストールされているアプリケーションの情報プロパティリストからこれらの名前を取得します。

情報プロパティリストの内容は、ルートノードが常に辞書である XML の特殊な形式で構成されています。辞書はキーが key 要素であり、値が値のデータ型を示す要素である一連のキー値のペア、またはプロパティを含んでいます。

ここに、キー値ペアのサンプルを示します。

<key>CFBundleDisplayName</key>
<string>Mail</string>

情報プロパティリストで指定されたプロパティは、表示名、バンドル ID 、バンドルアイコン、バンドルバージョン、サポートされるプラットフォーム、および文書の種類を含んでいます。

情報プロパティリストファイルの名前は、Info.plist でなければならず、小文字または大文字は、示した通りでなければなりません。ファイル内のテキストは、Unicode UTF-8 でエンコードされています。アプリまたは他のバンドルをビルドすると、ファイルはバンドル内の特定の場所に置かれます。

アプリまたは他のバンドル用のプロジェクトを作成するのに Xcode(主要な開発アプリです) を使用すると、Xcode は、プロジェクトの Resources フォルダに Project-Name-Info.plist という名前のファイルを作成します。Xcode は、ProjectName-Info.plist 内のいくつかのプロパティを設定します(プロジェクトをビルドすると、ツールが、Info.plist としてバンドルにこのファイルをコピーします) が、多くの場合、追加のものを指定する必要があります。ファイルを直接選択して、Xcode のエディタで情報プロパティリストを編集することができます。また、ターゲット·インスペクタの[プロパティ] ペインでいくつかのプロパティを編集することもできます。

前提条件の記事

プロパティ(特性)リスト

バンドル

関連記事

(なし)

既出の議論

情報プロパティリストキー参照