リファクタリング:一般的なワークフロー
その動作を変更することなく、その構造、読みやすさ、および保守性を向上させるには、コードをリファクタリングします。(また、変換 と呼ばれる) リファクタリング操作は、あなたのコードで選択された項目に適用されるか、コードの断片 (抽出操作のため) またはシンボル (他のすべての操作のため) に適用されます。
手順
- ソースエディタで、リファクタリングしたいソースコードを選択します。
- [編集(Edit)] > [リファクタリング(Refactor)] を選択し、適切なリファクタリングコマンドを選択します。
- 適切なオプションを指定します。
- [プレビュー(Preview)] ボタンをクリックします。
- 左側のリストで、各ファイルを選択して、その変更をプレビューします。
- 変更したくない全てのファイルを選択解除します。
- [適用(Apply)] ボタンをクリックします。
プレビューのナビゲータ・ペインで、変換対象から除外するファイルのチェックを外して下さい。プレビューで直接ソースコードを編集できます。これらの変更は、変換に含まれます。
更新したファイルを保存する前に、ファイル単位 ([編集(Edit)] > [元に戻す(Undo)] )を元に変更を戻すこともできますし、元のファイルに戻して変更を保存せずにプロジェクトを閉じることができます。しかし、デフォルトでは、プロジェクトをビルドする場合は、あなたのファイルは保存されます。また、変換を実行する前にプロジェクトのスナップショットを作成するため、[ファイル(File)] > [スナップショットを作成(Create Snapshot)] を選べるので、必要な場合は、一度にすべての変更を戻すことができます。
リファクタリングは、C と Objective-C ファイルでのみ動作します。リファクタリングワークフローの一環として、リファクタリングする予定のコードのユニットテストを開発して下さい。変換が、変更されたコードの動作を変更しないことを確認するために、リファクタリング前後にこれらのテストを実行して下さい。
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