以下の数列に十分の回数 (c)i の演算を適用した後
数列 dk+1 + δ'2, dk+1 + δ'3...,dk+1 + δ'n を得、実数の場合 dk+1, δ'2, δ'3,...,δ'n であり、ここで |δ'2|、|δ'2|,...,|δn| は必要に応じていくらでも小さくすることができます。そして残り (最初) の数は、
s − (n − 1)dk+1 − (δ'2 + δ'3 + · · · + δn) と記載でき、以下の数列を取得します。
最後の n − 1 個の数値に演算を適用するとき、(8) の最初の要素である dk + δ1 の値は変更しませんでした。したがって、 dk + δ1 は (9) の最初の要素と等しくなります。
ゆえに
そのため
|δ1 + δ'2 + δ'3 + ··· + δ'n| が十分に小さい場合
ゆえに各々の m に対し以下が成り立ちます。
ゆえに m → ∞ の時 となります。証明は帰納法によって続きます。