プレイグラウンドにカスタムフレームワークのインポート


独自の共有フレームワークで、あなたのプレイグラウンドでの体験として、public の実体にアクセスします


手順


  1. Xcode で、プレイグラウンドを含むワークスペースを開きます。

  2. プレイグラウンドが、ワークスペースファイルではないプロジェクトに既にある場合は、[ファイル(File)] > [ワークスペースとして保存(Save As Workspace)] を選択してプロジェクトをワークスペースに変換します。


    まだプレイグラウンドがない場合は、ワークスペースを作成し、そのワークスペースにプレイグラウンドを追加します。詳細については、ワークスペースの作成 を参照してください。


  3. Xcode で、[ファイル(File)] > [WorkspaceName にファイルを追加] を選択し、フレームワークのプロジェクトファイルを選択します。

  4. コマンド名は、ワークスペースの名前によって変化します。例えば、下の図は、フレームワーク MySharedFramework.projectPlaygroundWithFramework.workspace に追加した所を示しています。コマンド名は、"PlaygroundWithFramework にファイルを追加" になります。


    SC_H_playground_add_framework_workspace_2x


    他の選択


    ワークスペース内のプロジェクトナビゲータに Finder でフレームワークプロジェクトをドラッグします。


  5. エディタ内のプレイグラウンドファイルを開き、import 文を使用してカスタムフレームワークをインポートします。

  6. 例えば、下の図は、MySharedFramework をインポートした後、使用している所を示しています。定数 aHelloMyHello のインスタンスであり、フレームワークからの public クラスのインスタンスです。それは MyHello クラスの public メソッドであるため、プレイグラウンドは aHellosecretString を送ることができます。


    SC_H_playground_add_framework_playground_2x


重要: プレイグラウンドで動作するためには以下の条件を、カスタムフレームワークには必要とされます。

  • フレームワークはプレイグラウンドと同じワークスペースにある。詳細については、プロジェクトに既存のフレームワークの追加 を参照してください。

  • フレームワークは、すでに構築されている。詳細については、あなたのコードのビルドと実行 を参照して下さい。

  • iOS のフレームワークの場合は、64 ビットの実行環境目的先のためにビルドされている。詳細については、64 ビットの Cocoa Touch アプリについて を参照してください。

  • ワークスペースは、ターゲットをビルドする少なくとも1つのアクティブなスキームを含む。詳細については、Xcode スキーム を参照してください。

  • Objective-C のフレームワークの場合は、[定義モジュール(Defines Module)] ビルド設定を[はい(Yes)] に設定します。詳細については、外部フレームワークのインポートを参照してください。

Swift のフレームワークで要素へのアクセス


Swift フレームワークはモジュールの他の型であり、public の実体を制御するためのにアクセスレベルを使用します。フレームワークの実体をフレームワークの外で使用できるようにするには、アクセスレベルを public に設定します。Objective-C のフレームワークとは異なり、Swift のフレームワークは、public な Swift の実体を識別するために (.h) インクルードファイルを使用しません。


例えば、フレームワーク MySharedFrameworkMyHello クラスを指定するファイル MyHello.swift を有します。以下のコードは、クラスと secretString メソッドを public に設定します。tooSecretToGiveAccess メソッドは、public に設定されません。フレームワークをインポートする全てのプロジェクトは、アクセス方法を与える tooSecretToGiveAccess へではなく MyHello クラスと secretString メソッドにアクセス権があります。


import Foundation
 
public class MyHello: NSObject {
   public func secretString() -> NSString {
      return "Shhh! This is secret."
   }
   func tooSecretToGiveAccess() {
      // Do something really secret here
   }
}


Swift モジュールやアクセス制御の詳細については、アクセス制御 を参照してください。








目次
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