サイズクラスのアセットのカスタマイズ


アプリでサポートされている異なるサイズクラス用にカスタマイズされた同じアセットの複数のバリエーションを作成します。


手順


  1. セットリストで、アセットを選択します。

  2. [ユーティリティ表示(Show Utilities)] ボタン(XC_O_area_button_utilities_2x) をクリックして、ワークスペースウィンドウのユーティリティ領域を開きます。

  3. インスペクタバーで、[属性インスペクタ(Attributes Inspector)] ボタン (IB_H_inspector_attributes_button_2x) をクリックします。

  4. デバイスのポップアップメニューから[ユニバーサル(Universal)] を選択します。

  5. XC_AC_H_device-popup_2x


  6. 幅(Width) または高さ(Height) のサイズポップアップメニュー、または両方から特定のサイズクラスを選択します。

  7. XC_AC_H_size_class_popup_2x


    サイズクラスを選択した後、Xcode はセットビューア領域でアセットバリエーションのプレースホルダを追加します。


    XC_AC_H_size_classes_2x


プレースホルダイメージのサイズクラス設定は、イメージのサイズに従うコード化された形式で表示されます。形式は、[horizontal size class, vertical size class](水平方向のサイズクラス、垂直サイズクラス) です。各サイズクラスは、以下の3つの値のいずれか1つになります。


XC_AC_H_size_class_any_2xAny 任意のサイズクラス
XC_AC_H_size_class_regular_2xRegular 通常のサイズクラス
XC_AC_H_size_class_compact_2xCompact コンパクトなサイズクラス

例えば、XC_AC_H_size_class_example_2x はコンパクトな水平サイズクラスと任意の垂直サイズクラスで使用される 2× の解像度のイメージです。



サイズクラスは、iOS 8 以降が必要です: サイズクラスは iOS 8 以降が必要です。あなたのアプリが iOS の以前のバージョンをサポートする場合は、特定のデバイス用のイメージセットをカスタマイズできます。下記の関連記事のリンクを参照してください。サイズクラスは、OS X ではサポートされていません。(原文は note supported)



必要なサイズクラスが提供されていない場合、システムは、最も近いサイズクラスとアセットバリエーションを使用します。例えば、イメージの"Compact" サイズクラスと"any" サイズクラスのバリエーションを提供するアプリでは、システムは"regular" に"any" バリエーションを使用します。


関連記事


プラットフォーム用のアセット設定をカスタマイズ
デバイスメモリ用のアセットのカスタマイズ
デバイスのグラフィックス用のアセットのカスタマイズ





目次
Xcode の新機能

★ヘルプ項目総索引★

アセットカタログヘルプ索引
アセットカタログについて
アセットカタログの作成
フォルダ内にアセットをグループ化
イメージセットの追加
データセットの追加
iOS のアプリアイコンセットや起動イメージセットの追加
iOS のアプリのアイコンセットや起動イメージセットの移行
OS X アイコンの追加
サイズクラス用のアセットのカスタマイズ
プラットフォーム用のアセット設定をカスタマイズ
デバイスメモリ用のアセットのカスタマイズ
デバイスのグラフィックス用のアセットのカスタマイズ
イメージセット名の変更
イメージのサイズ変更可能なエリアの指定
アセットとバリエーションの削除












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