ユニットテストの使用


Xcode は、テストの主な3つのタイプをサポートしています。機能テスト は、コードの機能に焦点を当てています。パフォーマンステスト は、実行時間の測定に焦点を当てています。ユーザインタフェース・テスト は、ユーザインターフェイスを介しての流れに焦点を当てています。機能とパフォーマンスのテストは、あなたが書いた関数です。各関数は、テストの環境を設定し、アプリのターゲットされた部分を実行し、テスト環境を切断します。ユーザーインターフェイス・テストは、あなたのアプリを使うようにあなたが作った録音です。


機能テストの最も一般的なタイプは、ユニットテストです。コードの ユニット は、あなたのプロジェクトの最小のテスト可能なコンポーネントであり、例えば、クラスのメソッドまたは本質的な目的を達成する一連のメソッドです。ユニットテストは、多くの場合、プロジェクトにコードを変更することによって導入された低下を検出するために使用されます。一部の開発者は、最初にユニットテストを書いて、その後、テストに合格するメソッドを実装します。


パフォーマンステストは、異なるタイプのデバイス上でタスクを完了するために、あなたのアプリにかかる時間を測定します。Xcode は異なる構成の時間を追跡し、測定された値からベースラインを選択します。


テストケース は、特定の方法でコードの単位を実行ししたり、アプリのパフォーマンスの特定の部分を測定します。テストの結果が期待される結果と異なる場合、テストケースは失敗します。テストスイート は、一連のテスト・ケースから構成されています。


プロジェクトまたはターゲットを作成すると、Xcode はアプリをビルドするスキームでのユニットテストのターゲットを含んでいます。ターゲットの実装ファイルは、setUp, tearDown, そして testExample メソッドのスタブ (一部) を含んでいます。これらのスタブ (切り株) の実装を完了し、アプリ上でユニットテストを実行するために、必要に応じて他のコードを追加します。


[製品(Product)] > [テスト(Test)] を選択して、すべてのテストを実行します。ステータスとテストの結果を表示するには、テスト・ナビゲーターのアイコンをクリックします。プロジェクトにテストターゲットを追加 (またはテストにクラスを追加) し、テストナビゲータの左下隅にある追加ボタン (+) をクリックします。特定のテストのソースコードを表示するには、テスト・リストから選択します。ファイルは、ソースコードエディタで開きます。


XC_O_about_test_navigator_2x


テストスイートを実行するには、名前の右にある矢印をクリックします。テストメソッドのサブセットを実行するには、[製品(Product)] > [アクションの実行(Perform Action)] > [テストメソッドの実行(Run Test Method)] を選択します。個々のテストメソッドを実行するには、メソッド名の右側にある矢印をクリックします。アクティブなスキームですべてのテストを実行するには、[製品(Product)] > [テスト(Test)] を選択します。


テストが成功すると、チェックマークの付いた緑のダイヤモンドが、テスト名の右側に成功を示すため表示されます。テストが失敗した場合、X の付いた赤いダイヤモンドが、テスト名の右に失敗を示すため表示され、問題が、イシューナビゲーターに表示されます。問題を確認するには、ナビゲータバーで[問題ナビゲーター] ボタン(XG_NavArea_Issue_icon_2x)をクリックします。


失敗したテストだけを表示するには、テストナビゲータの下部にある[失敗したテスト] ボタン (FailedTestIcon_2x)をクリックします。ソースコードエディタで、調べようとする失敗したメソッドを選択します。失敗の原因に対処した後、テストを再実行するためには、失敗したテストインジケータ (X の付いた赤いダイアモンド) をクリックします。


アシスタントポップアップメニューから[テストクラス] または[呼び出しのテスト] のカテゴリのいずれかを選択することにより、アシスタントエディターに関連したテストメソッドの表示をします。


書き込み、実行、およびテストの表示について詳しくは、Xcode でのテスト (リンク切れ)を参照してください。







前:ワークフローのカスタマイズ

次:継続的統合のテストを使用
目次
Xcode の新機能

  • Part I:Xcode 概観
  • 一目見て
  • シングル・ウィンドウ・インターフェイス
    ソースコードの編集を支援
    グラフィカルな UI デザイン
    統合されたデバッグ
    テストと継続的統合
    自動保存とソース制御管理
    統合ドキュメント
    テスターと App Store にアプリを配布
    Xcode の取得
  • Part II:ワークスペースウインドウ
  • ワークスペース・ウィンドウ概観
    ワークスペースをナビゲート
  • ファイルの編集
  • 編集領域の構成
    ジャンプバーを使用
    リソースにアクセスし要素を検査
    ワークスペースツールバーを使用
  • 複数のワークスペースを使用
  • タブの使用
  • Part III:アプリの作成
  • プロジェクトの操作
  • プロジェクトは、ビルドするアプリのファイルおよびリソースのリポジトリ
    プロジェクトまたはワークスペースを閉じて開く
  • ターゲットでの作業
  • アプリ固有のターゲット設定の適用
    ターゲットに技術機能の追加
    ターゲットにオンデマンドリソースタグの追加
    ターゲットにファイル型とサービス情報の追加
    ターゲットのオーバーライドビルド設定
    関連したプロジェクトの操作
  • 代替ツールチェインの使用
  • 代替ツールチェインのインストール
  • インストールしたツールチェインの表示と管理
  • ツールチェインの表示および切り替え
    代替ツールチェインの検証、暴露、および削除
  • Part IV:コードを書く
  • ファイルを開き追加
  • テンプレートからのソースファイルの作成
    素早くファイルを開く
  • エディタを分割して関連コンテンツを表示
  • ソースコードの編集
  • 入力時にエラーを修正
    コード補完で入力スピードアップ
    中括弧、括弧のペアの一致、自動的に括弧でくくる
    ファイルにコードスニペットをドロップ
  • 検索と置き換え
  • ファイル内の検索
    すべてのシンボルを編集
    プロジェクトを検索
    ワイルドカードの使用
  • シンボルの操作
  • シンボルの定義を表示
    文書でシンボルの検索
  • コードの分析
  • コード折りたたみでコードの構造を調べる
    静的コード分析実行
  • エディタのカスタマイズ
  • 構文を意識したフォントとテキストの色を選択
    編集とインデントのオプションをカスタマイズ
    エディタのヘルプの検索
  • Part V:ユーザーインターフェースをビルド
  • Inteface Builder を使用
  • Interface Builder の部品
    インタフェースオブジェクトの追加
    文字列の検索と置換
    ストーリーボードでのデザイン
  • オブジェクトをコードに接続
  • コードにコントロールからアクションメッセージを送信
    アウトレットを通ってユーザインタフェースオブジェクトにメッセージを送信
  • 複数のスクリーンサイズでビルド
  • サイズクラスの使用
    自動サイズ変更と配置の自動レイアウトを使用
    オブジェクトの文書を表示
    ユーザーインタフェースのプレビュー
    カスタムビュークラスの作成とレンダリング
    Interface Builder のヘルプを検索
  • Part VI:アセットの追加
  • イメージの追加
  • アプリアイコンと起動イメージを追加
  • アセットカタログでイのメージアセットとの作業
    iOS の起動スクリーンファイル作成と設定
    パーティクルエミッタ効果の追加
  • 3Dシーンを追加
    その他のヘルプを探す
  • データセットの追加
  • データセットとファイルの追加
  • Watch 複合体の追加
    複合体の追加
  • Part VII:アプリの実行
  • アプリのビルド
  • アプリをビルドするスキームを選択
    アプリを実行する目的先の選択
  • シミュレーターで実行
    カスタムシミュレータ構成の作成
    実行目的先メニューでシミュレータ、デバイスの表示
  • デバイス上で実行
    実行目的先のデバイスを選択
    スキームの管理
  • Part VIII:デバッグ
  • デバッガーの使用
  • 実行の制御
    状態情報の表示
    メモリ破損の検索
    メタルのデバッグ
    OpenGL のデバッグ
    ビュー階層の調査
    システムへの影響を調査
    パフォーマンスの測定
    問題のシミュレーション
    ワークフローのカスタマイズ
  • Part IX:テスト
  • ユニットテストの使用
    継続的統合のテストの使用
    コード適用範囲の使用
    UI テストの記録
    テストの記録
  • Part X:変更の管理
  • ファイル保存の使用
    最後に保存したファイルのバージョンに戻す
    取り消しの使用
    ソースコード制御の使用
    ファイルの状態の表示
    ファイルのバージョンをコードの元の行と比較
    危険な変更を分離するため分岐を作成
    Part XI:さらなる学習
    実地の紹介を取得

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