低レベル環境設定 API の使用


高レベル API の使用が適切でない場合があります。別のアプリケーションに代わって動作する "ヘルパーツール" や、他のアプリケーションの環境設定を格納するアプリケーションを構築する場合は、低レベル環境設定 API を使用して他のアプリケーションの環境設定に書き込む必要があります。リスト 1 は、これを行う方法を示しています。


リスト 1 : 別のアプリケーションの環境設定に値を書き込む。


CFStringRef appID = CFSTR("com.apple.anotherapp");
CFStringRef defaultTextColorKey = CFSTR("defaultTextColor");
CFStringRef colorBLUE = CFSTR("BLUE");
 
// Set up the preference.
CFPreferencesSetValue(defaultTextColorKey,
                colorBLUE,
                appID,
                kCFPreferencesCurrentUser,
                kCFPreferencesAnyHost);
 
// Write out the preference data.
CFPreferencesSynchronize(appID,
                kCFPreferencesCurrentUser,
                kCFPreferencesAnyHost);


この例では、別のアプリケーションの環境設定に書き込むことに注意してください。バンドル ID を他のアプリケーションから直接取得する方法はないため、アプリケーション ID をハードコードする必要があります。


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目次
Xcode の新機能

  • Core Foundation の環境設定プログラミングトピックスへの序言
  • この文書の構成
  • 環境設定のベストの実践
  • いつどの API を使用するか
  • プロセス境界を越えた環境設定の同期
    環境設定ファイルの位置とデバッグ
    管理された環境設定
    アプリケーション ID
  • 環境設定ドメイン
  • ドメイン修飾子
  • 高レベル環境設定 API の使用
  • 簡単な環境設定を格納する
    簡単な環境設定を読み込む
    簡単な環境設定の更新
    低レベル環境設定 API の使用
    文書改訂履歴












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