座標系
座標系は二次元の空間で、それを使用すると、位置、サイズ、変換、アプリケーションの可視オブジェクトを描画でき、これであなたは、ユーザーイベントを位置づけできる。iOS と OS X 内のアプリケーションは共通の原点(0.0,0.0)で交差し、横軸と縦軸(すなわち、x 軸及び y 軸)を使用して点の位置を特定する座標系に依存しています。原点から、正の値は、いずれかの軸に沿って一方向に増加し、負の値は反対方向に増加します。ピクセルのようにデバイス空間内の任意のユニットに固定解除されるユーザー空間単位での浮動小数点数のペアとして、この座標系空間内のポイントを表現しています。ほとんどの場合、描画は x 軸と y 軸の両方の値が正である座標空間のセクター(第一象限)で起こる。
座標系は異なる描画方向を持てる
デフォルトでは、iOS と OS X はビューの座標系の縦軸の向きが異なります。この違いは、アプリケーションとグラフィックスフレームワークが、このようなビューとして図面描画で使用するコンテキストグラフィックスに由来します。
- AppKit とコアグラフィックス。 デフォルトの座標系は、左下に描画領域の原点を持っていて、正の値は、そこから上の方、または右に広がります。AppKit は"フリッピング" ビューの座標系のためのプログラム的サポートを提供します。("フリップ" は逆さにひっくり返すこと)
- UIKit。 デフォルトの座標系は、左上に描画領域の原点を持っていて、正の値は、そこから下の方、または右に広がります。UIKit の座標系を"フリップ" するには、プログラムのサポートを提供しませんが、コアグラフィックスの機能を使用してこれを達成できます。
ウィンドウとビューは、独自の座標系を持っている
アプリケーションは、実行時には複数の座標系をいつでも持っています。ウィンドウは表示のための座標系で定義されたスクリーンの座標に位置し寸法決めされています。ウィンドウ自体、ビューにより全ての描画・イベント処理の基本的な座標系を表します。ウィンドウ内の各ビューは、自分自身を描画するための独自のローカル座標系を維持し、この座標系は、ビューの bounds プロパティで定義されています。ビューの frame プロパティは、スーパービューの座標系での位置とサイズを表現し、同じビューは、今度は、そのサブビューの位置とサイズを決めるために基本的な座標系を提供しています。
AppKit と UIKit のフレームワークの両方は、ビューの座標系と別のビュー、ビューとそのウィンドウ、および(OS Xの場合) スクリーンとウインドウとの間の点や四角形を変換するためのメソッドを提供します。アプリケーションは、マウス、タブレット、ジェスチャー、ウィンドウの座標系におけるマルチタッチイベントの位置を決めますが、ビューは簡単に自分のローカル座標系にこれらを変換できます。
変換として知られている2次元の数学的配列を使用して、一つの座標空間から別のものへとマップポイントを変換する事もできます。変換を使用すると、簡単に、拡大縮小、回転、2次元空間内のコンテンツを移動することができます。
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