アプリケーションオブジェクト
アプリケーションオブジェクトは、ユーザーイベントと、実行中のアプリの全体的な管理の最初のルーチンを担当しています。アプリケーションが起動されると、その主な機能は、アプリケーション·オブジェクトを作成する事になります。アプリケーションのメインイベントループ内では、Application オブジェクトは(ユーザーアクションを表す)受信イベントを取得し、アクションの焦点であるビューを含むウィンドウに送ります。また、コントロールからアクションメッセージを受信して、適切なターゲットに転送します。それは、それらのウィンドウのリストを保持し、それらの現在の状態を管理します。
Application オブジェクトは、外部イベントのデリゲートに通知
例えば iOS で、使用可能なメモリが少なかったり、ユーザーがコンピュータをシャットダウンしようとする時に、アプリケーション・オブジェクトは、外部イベント、アプリケーション自体がオペレーティングシステムからの通知を受信したりした時に、また OS からの通知を受けます。Application オブジェクトは、これらの外部イベントだけでなく、アプリケーションのライフサイクルに関するイベントを管理する上で、そのデリゲートの助けを登録します。それは、これらのイベントのデリゲートを通知し、場合によっては、そのメッセージへのデリゲートの応答に作用します。
アプリは一つのアプリ・オブジェクトを持っている
アプリケーションオブジェクトは、シングルトン、つまり、単一のインスタンスであり、アプリケーション内のすべてのオブジェクトに使用できるようになります。 iOS では、アプリケーション・オブジェクトは、UiApplication クラス(またはそのクラスのサブクラス)のインスタンスで、NSApplication のクラスから派生します。OS X と iOS の両方で、クラスのメッセージ、sharedApplication を呼び出すことによって、アプリケーション・オブジェクトにアクセスすることができます。
前提条件の記事
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既知のディスカッション
NSApplication クラス・リファレンスサンプルコードプロジェクト
(なし)