Core Graphics > CGDisplayStream
クラス
CGDisplayStream
ディスプレイストリームオブジェクトへの参照。
概観
このデータ型は、ディスプレイのコンテンツをアプリにストリームします。コンテンツを拡大縮小したり、異なる色空間に変換することができます。ディスプレイの一部だけをキャプチャするように選択することもできます。更新ハンドラは、伝統的な CFRunLoop またはディスパッチキューのいずれかから呼び出すことができます。
シンボル
イニシャライザ
init?(display: CGDirectDisplayID, outputWidth: Int, outputHeight: Int, pixelFormat: Int32, properties: CFDictionary?, handler: CGDisplayStreamFrameAvailableHandler?)
CFRunloop で使用する新しいディスプレイストリームを作成します。
init?(dispatchQueueDisplay: CGDirectDisplayID, outputWidth: Int, outputHeight: Int, pixelFormat: Int32, properties: CFDictionary?, queue: DispatchQueue, handler: CGDisplayStreamFrameAvailableHandler?)
その更新がディスパッチキューに配信される新しいディスプレイストリームを作成します。
インスタンスプロパティー
var runLoopSource: CFRunLoopSource?
ディスプレイストリーム用の実行ループソースを取得します。
型プロパティー
class let colorSpace: CFString
このキーは、出力バッファの色空間を指定します。このキーが辞書に含まれていない場合、出力バッファはディスプレイと同じ色空間を使用します。このキーに関連した値は、目的の色空間の CGColorSpace でなければなりません。
class let destinationRect: CFString
このキーは、ディスプレイストリームがフレームデータを出力 IOSurface オブジェクトのサブセットに出力することを指定します。このキーが辞書に含まれていない場合は、出力サーフェス全体が使用されます。この値は、dictionaryRepresentation 関数を使用して作成されなければなりません。長方形はサーフェスの座標系のピクセルで指定されます。
class let minimumFrameTime: CFString
このキーは、フレーム更新間隔の望みの最小時間を指定して、更新を受信する頻度を加速できます。このキーが辞書に含まれていない場合、デフォルト値は 0 です。つまり、更新は加速されません。値は CFNumber として指定しなければなりません。
class let preserveAspectRatio: CFString
このキーは、ディスプレイストリームがソースピクセルデータのアスペクト比を維持するかどうかを指定します。このキーが辞書に含まれていない場合、アスペクト比は保持されます。アスペクト比が保持されている場合、ディスプレイストリームは出力データに黒いバーを追加します。アスペクト比が保持されない場合、ピクセルデータは出力バッファの寸法に合わせて伸場されます。キーに関連した値は、CFBoolean でなければなりません。
class let queueDepth: CFString
このキーは、キューに保持するフレーム数を指定します。このキーが辞書に含まれていない場合、デフォルト値は 3 フレームです。より多くのフレームを指定すると、より多くのメモリが使用されますが、ディスプレイストリームを停止させることなくフレームデータを処理できます。このキーに関連した値は、CFNumber として指定する必要があります。また、8 フレームを超えてはいけません。
class let showCursor: CFString
このキーは、カーソルをストリームに表示するかどうかを指定します。このキーが辞書に含まれていない場合は、カーソルが表示されます。値は CFBoolean として指定なければなりません。
class let sourceRect: CFString
このキーは、ディスプレイストリームがディスプレイのフレームバッファのサブセットをサンプリングしているだけであることを指定します。このキーが辞書に含まれていない場合は、ディスプレイ全体がストリーミングされます。この値は、dictionaryRepresentation 関数を使用して作成されなければなりません。長方形は、ディスプレイの論理座標系の点で指定されます。
class var typeID: CFTypeID
Quartz ディスプレイストリームの型 ID を返します。
class let yCbCrMatrix: CFString
このキーは、ディスプレイストリームが 420v または 420f 形式の出力フレームを作成している場合にのみ含める必要があります。これは、出力サーフェスに適用される YCbCr 行列を指定するために使用されます。このキーに関連した値は、Display Stream YCbCr to RGB conversion Matrix Options で指定された文字列の 1 つでなければなりません。
class let yCbCrMatrix_ITU_R_601_4: CFString
標準のデジタルテレビ(ITU R 601) イメージ用の YCbCr から RGB への変換マトリックスを指定します。
class let yCbCrMatrix_ITU_R_709_2: CFString
HDTV デジタルテレビ(ITU R 709) イメージ用の YCbCr から RGB への変換マトリックスを指定します。
class let yCbCrMatrix_SMPTE_240M_1995: CFString
1920 x 1135 の HDTV(SMPTE 240M 1995) 用の YCbCR から RGB への変換マトリックスを指定します。
インスタンスメソッド