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クラス
CGEventSource
Quartz イベントのソースを表す不透明型を定義します。
概観
Quartz イベントソースは、イベントの生成およびイベントの通知に関連する累積状態を含むオブジェクトです。すべてのイベントソースには、ソース状態と呼ばれる関連したグローバルイベント状態の表があります。init(stateID:) を呼び出してイベントソースを作成するときは、使用するソース状態を指定して下さい。ソース状態の詳細については、CGEventSourceStateID を参照してください。
イベントソースの一般的な使用方法は、イベントタップ呼び出し関数によって受信された Quartz イベントからソースを取得し、受信したイベントの結果として作成された新しいイベントに対してそのソースを使用することです。これは、イベントが関連しているとマークする効果があります。
この不透明型は CFType から派生し、すべての Core Foundation 型に共通するプロパティを継承します。詳細については、CFType を参照してください。
シンボル
イニシャライザ
既存の Quartz イベントから作成された Quartz イベントソースを返します。
init?(stateID: CGEventSourceStateID)
指定したソース状態で作成された Quartz イベントソースを返します。
インスタンスプロパティー
var keyboardType: CGEventSourceKeyboardType
Quartz イベントソースと共に使用されるキーボードタイプを返します。
var localEventsSuppressionInterval: CFTimeInterval
Quartz イベントのポストに続いてローカルハードウェアイベントが抑制される間隔を返します。
var pixelsPerLine: Double
スクロールしているイベントソースの 1 行あたりのピクセルのスケールを取得します。
var sourceStateID: CGEventSourceStateID
Quartz イベントソースに関連したソース状態を返します。
var userData: Int64
Quartz イベントソースのユーザー指定の 64 ビットデータを返します。
型プロパティー
class var typeID: CFTypeID
不透明型 CGEventSourceRef の型 ID を返します。
インスタンスメソッド
func getLocalEventsFilterDuringSuppressionState(CGEventSuppressionState)
イベント抑制中にどのローカルハードウェアイベントのクラスを有効にするかを示すマスクを返します。
func setLocalEventsFilterDuringSuppressionState(CGEventFilterMask, state: CGEventSuppressionState)
イベント抑制中にどのローカルハードウェアイベントのクラスを有効にするかを示すマスクを設定します。
型メソッド
class func buttonState(CGEventSourceStateID, button: CGMouseButton)
Quartz イベントソースの現在のボタン状態を示すブール値を返します。
class func counterForEventType(CGEventSourceStateID, eventType: CGEventType)
ウィンドウサーバーが起動してから見られる、指定された型のイベントのカウントを返します。
class func flagsState(CGEventSourceStateID)
Quartz イベントソースの現在のフラグを返します。
class func keyState(CGEventSourceStateID, key: CGKeyCode)
Quartz イベントソースの現在のキーボード状態を示すブール値を返します。
class func secondsSinceLastEventType(CGEventSourceStateID, eventType: CGEventType)
Quartz イベントソースの最後のイベントからの経過時間を返します。