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列挙体
CGEventSourceStateID
イベントソースの可能なソース状態を指定する定数です。
宣言
概観
ソース状態は、グローバルイベント状態の表を参照します。これらの表には、修飾するフラグ状態、キーボードのキーの状態、マウスボタンの状態、及び関連するソースとともにイベントをポストすることで有効になる、関連する内部パラメータに関する情報が蓄積されています。
2 つの既存のイベント状態の表が定義されています。
- kCGEventSourceStateCombinedSessionState の表には、現在のユーザーログインセッションにポストするすべてのイベントソースの結合状態が反映されます。プログラムがログインセッション内からイベントをポストしている場合は、イベントソースを作成するときにこのソース状態を使用する必要があります。
- kCGEventSourceStateHIDSystemState の表には、HID システムからポストされたすべてのハードウェアイベントソースの結合状態が反映されます。プログラムがハードウェア状態を解釈してイベントを生成するデーモンまたはユーザースペースデバイスドライバである場合は、イベントソースを作成するときにこのソース状態を使用する必要があります。
リモートコントロールプログラムなどの特殊なアプリケーションでは、他のプロセスとは独立したイベントソース状態を生成して追跡したい場合があります。これらのプログラムは、イベントソースの作成に kCGEventSourceStatePrivate 値を使用する必要があります。イベントソース状態を追跡するために、独立した状態の表と固有のソース状態 ID(CGEventSourceStateID) が作成されます。この独立した状態の表は、作成イベントソースによって所有され、それと共に解放されます。
シンボル
定数
case privateState
イベントソースが private なイベント状態の表を使用すべきだと指定します。
case combinedSessionState
現在のユーザーログインセッションにポストするすべてのイベントソースの結合状態を反映するイベント状態の表をイベントソースが使用すべきだと指定します。
case hidSystemState
イベントソースが、HID システムからポストされたすべてのハードウェアイベントソースの結合状態を反映するイベント状態の表を使用すべきだと指定します。