XCode 7.0 日本語化計画 iOS シミュレーターについて

Xcode スキームを使用して iOS シミュレータ体験をカスタマイズ

Xcode のスキームエディタを使用して、iOS シミュレータの経験をカスタマイズできます。実際に、いくつかの iOS シミュレータの機能は、このエディタ内でのみアクセス可能です。Xcode のスキームを使用することの最大の利点は、アプリのデータファイルと、ルーティング・アプリのカバレッジ・ファイルをロードする機能です。

スキームの設定にアクセスするには

1. [製品(Product)] > [スキーム(Scheme)] > [スキームの編集(Edit Scheme)] を選択してください。
2. 表示されるダイアログで、スキームエディタの左ペインの[実行(Run)]をクリックします。




3. メインのペインで、[オプション(Options)] をクリックします。




4. 必要なオプションを指定します。
• コア・ロケーション。 デフォルトのコア・ロケーションの設定を定義したい場合、[ロケーションのシミュレーションを許可する(Allow Location Simulation)] を選択し、ポップアップメニューからデフォルトのロケーションを選択します。

シミュレートされたデバイスのためのルートを指定するには、ポップアップメニューから [GPX 形式のファイルをプロジェクトに追加して使用(Use Add GPX File to Project)] を選択し、 GPX 形式でルートを指定してファイルを選択します。GPX の詳細の情報については、GPS 交換フォーマット を参照してください。



注意： Xcode と iOS シミュレータは、GPX <WPT> タグを使用して中間点のシリーズとして、ルートを指定することをサポートします。ルート（<RTE>）とトラック（<TRK>）タグはサポートされていません。



• アプリケーション・データ。 シミュレータにアプリ・データをロードしたい場合は、ポップアップメニューからアプリ・データファイルを選択します。このようにして、問題が発生したときには存在する設定を複製できます。
• アプリ・カバレッジファイルのルーティング。 あなたのアプリが、ルーティングを使用している場合は、あなたのアプリがルートを提供しているロケーションの境界を定義するため、このファイルを使用して下さい。アプリのカバレッジファイルをルーティングする詳細については、ロケーションとマップのプログラミング・ガイド を参照してください。
• GPU のフレームキャプチャ。 フレームをレンダリングする関数呼び出しを分析するために、デバッグ・ナビゲータの GPU のフレームをキャプチャする必要がある場合は、このオプションを有効にします。

詳細については、Xcode スキームの設定とパフォーマンス を参照してください。

• 背景での Fetch。 Xcode がアプリを起動した時、直接サスペンド状態にしたい場合は、このオプションを選択します。
• ビューのデバッグ。 Xcode でシミュレートされたアプリのビュー階層のデバッグを有効にするには、このオプションを選択します。

詳細については、実行時のアプリのビュー階層を調べるをご覧ください




ローカライズのオプションの説明については、国際化アプリのテスト をお読みください。

5. [閉じる(Close)]をクリックします。

Xcode でのスキームの使用方法の詳細については、編集、作成、スキームを管理をご覧下さい。

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