Core Graphics > CGAffineTransform > init(rotationAngle:)
イニシャライザ
init(rotationAngle:)
指定した回転値から構築されたアフィン変換行列を返します。
宣言
パラメータ
| angle | この行列が座標系の軸を回転させる角度(ラジアン単位)。iOS では、正の値は反時計回りの回転を指定し、負の値は時計回りの回転を指定します。macOS では、正の値は時計回りの回転を指定し、負の値は反時計回りの回転を指定します。 |
戻り値
新しいアフィン変換行列。
議論
この関数は CGAffineTransform 構造体を作成し、この構造体を使用して座標系を回転させることができます(必要に応じて再利用できます)。行列は以下の形式をとります：
図 1
実際の回転方向は、ターゲットプラットフォームの座標系の方向に依存します。これは、iOS と macOS では異なります。3 番目の列は常に (0,0,1) なので、この関数によって返される CGAffineTransform データ構造体には、最初の2つの列の値のみが含まれます。
以下は、点(x、y) に回転を適用するために使用される方程式です。
図 2
描画されるオブジェクトだけを回転させたい場合は、アフィン変換を構築する必要はありません。描画を回転させる最も直接的な方法は、関数 rotate(by:) を呼び出すことです。