XCode 10.1 日本語化計画：Swift 標準ライブラリ: Unicode

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インスタンスプロパティ

isEmoji

スカラーに絵文字の表示があるかどうか、それがデフォルトであるかどうかを示すブール値。

宣言

議論

このプロパティは、デフォルトで絵文字としてレンダリングされるスカラーと、その後に U+FE0F VARIATION SELECTOR-16 が続くときにデフォルト以外の絵文字レンダリングを持つスカラーの場合でも true になりります。これには、通常絵文字とは見なされないスカラーがいくつか含まれます。

let scalars: [Unicode.Scalar] = ["😎", "$", "0"]
for s in scalars {
    print(s, "-->", s.isEmoji)
}
// 😎 --> true
// $ --> false
// 0 --> true

ASCII 数字にはデフォルト以外の絵文字表示があるため、最終結果は true です。いくつかのプラットフォームはこれらを別の表現でレンダリングします。

この動作のため、単一のスカラーで isEmoji を単独でテストすることは、テキストの単位が絵文字としてレンダリングされるかどうかを判断するには不十分です。正しいテストには、Character 内の複数のスカラーを調べる必要があります。基本スカラーが isEmoji == true であるかどうかを確認するだけでなく、そのデフォルトの表示方法 (isEmojiPresentation を参照の事) も確認し、表示方法を変更するバリエーションセレクタが後に続くかどうかを確認しなければなりません。

このプロパティは、Unicode 規格 の 「Emoji」プロパティに対応しています。