Core Graphics > CGDisplayFade(_:_:_:_:_:_:_:_:)
関数
CGDisplayFade(_:_:_:_:_:_:_:_:)
単一のフェード操作を実行します。
宣言
パラメータ
| myToken | CGAcquireDisplayFadeReservation(_:_:) を呼び出して獲得されたフェードハードウェアの予約トークン。 |
| seconds | フェード操作に必要な秒数。区間 [0,kCGMaxDisplayReservationInterval] 内の値を使用する必要があります。値が 0 の場合、終了するブレンドの色がすぐに適用されます。 |
| startBlend | フェード操作の開始時に、希望するブレンド色のアルファ成分を指定する区間 [0、1] の彩度値。Display Fade Blend Fractions を参照してください。 |
| endBlend | フェード操作の終了時に、希望するブレンド色のアルファ成分を指定する区間 [0、1] の彩度値。Display Fade Blend Fractions を参照してください。 |
| redBlend | 希望するブレンド色の赤色成分を指定する区間 [0、1] の彩度値。 |
| greenBlend | 希望するブレンド色の緑色成分を指定する区間 [0、1] の彩度値。 |
| blueBlend | 希望するブレンド色の青色成分を指定する区間 [0、1] の彩度値。 |
| synchronous | フェード操作を同期させたい場合は true を渡して下さい。それ以外の場合は false を渡して下さい。フェード操作が同期の場合、操作が完了するまで関数は返りません。 |
戻り値
結果コード。Core Graphics のデータ型と定数 を参照してください。
議論
フェード操作時間間隔の後、Quartz は与えられた開始の値と終了の値の間のブレンド係数を補間し、非線形(サインベース) のバイアス項を適用します。この係数を使用すると、ビデオ出力が指定された色とブレンドされます。
以下の例は、2 秒の同期で黒へのフェードアウトを実行する方法を示しています。
リスト 1
CGDisplayFade (
myToken,
2.0, // 2 seconds
kCGDisplayBlendNormal, // starting state
kCGDisplayBlendSolidColor, // ending state
0.0, 0.0, 0.0, // black
true // wait for completion
);
黒からの 2 秒間の非同期フェードインを実行するには：
リスト 2
CGDisplayFade (
myToken,
2.0, // 2 seconds
kCGDisplayBlendSolidColor, // starting state
kCGDisplayBlendNormal, // ending state
0.0, 0.0, 0.0, // black
false // don't wait for completion
);
非同期フェード操作を指定した場合は、この関数が返された直後に CGReleaseDisplayFadeReservation(_:) を呼び出すのが安全です。