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クラス
JSONSerialization
JSON と、同等の Foundation オブジェクトとの間を変換するオブジェクト。
概観
JSONSerialization クラスを使用して JSON を Foundation オブジェクトに変換し、Foundation オブジェクトを JSON に変換します。
JSON に変換できる Foundation オブジェクトには、以下のプロパティがなければなりません。
- トップレベルのオブジェクトは、NSArray または NSDictionary です。
- すべてのオブジェクトは、NSString、NSNumber、NSArray、NSDictionary、または NSNull のインスタンスです。
- すべての辞書キーは NSString のインスタンスです。
- 数値は NaN または無限大ではありません。
他のルールが適用される場合があります。与えられたオブジェクトを JSON データに変換できるかどうかを判断するには、isValidJSONObject(_:) を呼び出すか、変換を試みるのが最も確実な方法です。
iOS 7 以降と macOS 10.9 以降では、JSONSerialization はスレッド上安全です。
トピックス
JSON オブジェクトの作成
class func jsonObject(with: Data, options: JSONSerialization.ReadingOptions = [])
指定されたJSONデータから Foundation オブジェクトを返します。
class func jsonObject(with: InputStream, options: JSONSerialization.ReadingOptions = [])
指定されたストリーム内の JSON データから Foundation オブジェクトを返します。
JSON データの作成
class func data(withJSONObject: Any, options: JSONSerialization.WritingOptions = [])
Foundation オブジェクトから JSON データを返します。
class func writeJSONObject(Any, to: OutputStream, options: JSONSerialization.WritingOptions = [], error: NSErrorPointer)
与えられた JSON オブジェクトをストリームに書き込みます。
class func isValidJSONObject(Any)
与えられたオブジェクトを JSON データに変換できるかどうかを示すブール値を返します。
定数
struct JSONSerialization.ReadingOptions
JSON データから Foundation オブジェクトを作成するときに使用するオプション。 jsonObject(with:options:) そして jsonObject(with:options:) を参照の事。
struct JSONSerialization.WritingOptions
JSON データを書き込むためのオプション。
関連
継承元
準拠
CVarArg
Equatable
以下も見よ
JSON
Swift のさまざまな種類の JSON をコード化および復号化するためのアプローチを示します。
class JSONEncoder
データ型のインスタンスを JSON オブジェクトとしてコード化するオブジェクト。
class JSONDecoder
JSON オブジェクトからデータ型のインスタンスを復号化するオブジェクト。