XCode 7.0 日本語化計画-2　XCode 5 新機能

XCode 5.1 新機能

Xcode 5 の新機能

• Xcode 5.0は iOS 7.0 SDK での開発をサポートするとともに、多くの新機能を提供する主要な、Xcode のメジャーアップデートです。
• Xcode 5.0.1は、 OS X10.9 Mavericks や他の機能追加での開発のサポートが出来るようになりました。
• Xcode 5.0.2は、報告された開発者の問題やアップルの認定した試験に合格した物である。
• Xcode 5.1 は、OS X v10.8、OS X v10.9 および iOS v7.1 およびその他の機能強化のための SDK を含んでいます。
• Xcode 5.1.1 は、報告されたバグに対処するメンテナンスリリースです。

Xcode 5.0

Xcode 5は、Appleの開発者向けツールの最新リリースです。 Xcode 4の設計を踏まえ、このリリースでは、あなたの能力、コアプラットフォームの機能を採用する新しいインターフェイスを設計し、高品質なアプリを提供することを改善するために機能強化に焦点を当てています。

Xcode 5 を iOS 7.0 SDK で開発するためのサポートを追加します。 Xcode 5は、OS X v10.8を実行できるMacを必要とします。

使用経験値の向上

• Xcode 5の使用経験値は、コンテンツのより多くの作業スペースと美しいUIを持っています。変化は多く微妙。たとえば、ツールバーが短縮し、エディターではより多くのスペースを生成するために簡略化されています。新しい外観は、気が散る物が少なくなり、単純化、ボタンやパネルの強調表示は、一目で確認するために明確かつ簡単です。同時に、Xcode 4を使用してなじみがあるあなた - あなたは、使用後わずか数分で新しいXcode 5 の UI に精通することができます。あなたが参照して使用する、自分のコンテンツをまず置くために、おなじみのコントロールをすべて明確に見つけることができます。


• Open Quickly は、簡単に使用できるインプットパネルへと刷新されています。ボンネットの下の変化は速く高い優先順位の結果を返し、結果には多くのコンテンツを含むはるかに強力な合一アルゴリズムが含まれています。



• 洗練された検索ナビゲーターでは、現在のすべての検索オプションや設定が一目で見られるようになります。オプションは、簡単に検索ナビゲーターでそれらを直接クリックして操作できます。あなたは、プロジェクト内で複数のフォルダを選択するなど、検索範囲を設定し、簡単に再利用のため名前で保存することができます。検索結果の表示は、簡単かつ迅速に多くの結果を確認できるようになります。

自動構成

• 新しいアカウントの環境設定ペインには、Xcodeの環境設定で1つの場所からあなたのApple IDは、リポジトリ、および継続的な統合サーバーを管理することができます。開発者プログラムのApple IDを表示・追加、SubversionとGitにアクセスする際に使用されている格納場所と認証情報を格納するためのソースコードリポジトリを追加して、OS X Server上でXcodeのサービスを活用するために継続的な統合サーバーを利用可能です。




• プロジェクトエディタで合理化された機能設定を使用すると、簡単に iCloud や、ゲームセンター、および多くのプラットフォームの機能を設定することができます。




• ターゲット·エディタから署名アイデンティティを選ぶ




• Xcode 5は自動的に適切な設定でプロビジョニングプロファイルを作成しアカウントの設定、機能設定、および署名のID設定を使用します。また、同様にプロビジョニングプロファイルの問題を修正し、同定することができます。

Xcode 5でOS XやiOSのアプリを開発し、配布するために必要なタスクとワークフローの詳細については、アプリの配布について を参照してください。

テスト

• Xcode 5 は、ワークスペース内のすべてのテストの概要を見れる新しいテストナビゲーターを提供します。新しいテスト·ナビゲーターは、簡単に新しいテストターゲットとテストクラスと同様に、個々のテストやアドホックコレクションを試験実行する機能を追加できます。また、各テストの最後のテスト実行のステータスを表示することができます。
• アシスタントエディタの新しいテストカテゴリでは、コードを編集しながらテストできます。ソースエディタは、テストのステータスを表示し、エディタ内から個々のテストを実行できます。アシスタントエディタの"テスト発信者"と "テストクラス"カテゴリには、プライマリエディタで現在のソースコードに関連するユニットテストへのアクセスを提供します。
• 新しい XCTest テストフレームワークでは、iOSとOS Xのプロジェクトのサポートを提供します。これはiOS 7以降、及びOS Xのすべてのバージョン用の新しいプロジェクトや作品のデフォルトです。

• xcodebuild コマンドラインツールは、iOSとOS Xの両方の test のためのテスト·アクションをサポートし、スキームのテストアクションをコマンドラインから実行したり、他のスクリプトに統合することができるように、なりました。実行中のテストの xcodebuild の使用方法の詳細については、ターミナルウィンドウから man をタイプして得ることができる。タイプ： man xcodebuild

継続的統合

• Xcode 5 は、OS X サーバー に付属の Xcode サービスによってサポートされています。あなたの開発チームで共有する OS X サーバー上でプロジェクトを、Xcode でビルド、分析、テスト、およびアーカイブする bot が作れます。
• bot は、すべてあなたの SVN や Git リポジトリへのコミット、または定義された間隔での統合を起動するように設定できます。
• 継続的な統合を使用すると、チームの誰もが、ビルドを壊したり、テストに失敗したときにすぐに見ることができます。
• Xcode 5ではあなたが問題を発見し、修正するために、ビルドとテスト失敗の、bot の統合的な結果を表示できます。

継続的完成の詳細については、Xcode の継続的完成ガイドを参照してください。

デバッガ

• デバッグゲージは非常に低いオーバーヘッドでリアルタイムのメモリ、CPUの活動、エネルギー使用、そしてiCloudとOpenGLデータを表示するために、デバッグ·ナビゲータに追加されました。これにより、プログラムデータの可視性を改善し、アプリ・パフォーマンスのデバッグが容易になっています。




• デバッグゲージは計測器へのゲートウェイとして機能します。オープン·インスツルメンツはメモリの状態、エネルギー使用状況を、デバッグゲージから直接詳細表示します。
• 変数の表示およびデータヒントの表示は変数の集計値を表示するように改良されており、変数の子の値を見れるようににXcodeのデバッガ領域にビューと同じ階層表示を提供します。データヒントは、変数の情報をサポートし、コンソールにオブジェクトに対するObjective-Cの説明 (description) を出力することができます。





情報ボタンをクリックすると、（）次の変数にコンソール出力を表示するディスプレイが表示されます。

• クイックルックボタン()をクリックすると、次の変数に知られているグラフィカルなタイプの変数の内容のグラフィカルに表示する。

• デバッガはアプリに埋め込まれた XPC がどのようなものであれ自動的に新しいデバッグセッションを作成します。

• デバッガは、デバッグ時にNSViewのオブジェクトをより見やすくするために、制御オプションを提供するようになりました。オプションには、NSViewなどによって描かれるフレーム長方形、アライメント長方形が含まれます。

• [デバッグ]メニューには、iCloud の開発を促進するために設計された2つの新しいコマンドと iCloud のサブメニューが含まれています。

「シミュレーターでのトリガーSync」は、シミュレータに切り替えることなくiOSアプリからiCloudの同期を強制する便利な方法を提供します。「トリガーiCloudの同期機能」の詳細は、「iOSシミュレータ」のセクションを参照してください。

「コンテナの内容を削除」は、アプリのiCloudのコンテナ内のすべての文書やデータを削除することができます。

Open GL ES のサポート

• OpenGL ES 3.0 の API を使用したアプリは、OpenGL ES のフレームデバッガでデバッグすることができるようになりました。

• OpenGL ES のシェーダプロファイラを使用すると、互換性のある iOS デバイス上の OpenGL ES シェーダのプロファイルを作成することができます。

キャプチャした OpenGL ES のフレームを検査すると、モード「プログラムによる View Frame」にデバッグナビゲータを設定します。このモードでは、すべてのプログラム、それらの構成シェーダ、およびそれらのシェーダを使用して描画呼び出ししているタイミングを見ることが出来ます。時間がシェーダ内で費やされている場所に、さらに細部を見るためにシェーダを設定して下さい。

• 新しい自動変数のビューモードは自動的に現在の OpenGL ES のコマンドに関連する OpenGL ES の状態およびバインドされたオブジェクトを示します。
• あなたの OpenGL ES のフレームキャプチャ中に見出された問題は、現在、フレームの文脈でも見ることができます。問題のバッジが問題を引き起こしたコマンドをデバッグナビゲータに表示します。自動変数は、現在のコマンドで見つかった問題を、デバッグ領域に示します。
• 新しい OpenGL ES のエラーブレークポイントは、マルチスレッドの問題、シェーダーのコンパイルの失敗、プログラムリンクエラーを含む OpenGL ES のエラーに対応して、デバッガでのブレークポイントのサポートをします。

• Xcode 5 のInterface BuilderはiOS 7のユーザーエクスペリエンスとユーザー·インターフェース·オブジェクトのサポートが含まれています。
• アプリのインターフェースを設計する際に、自動レイアウト·エディタは、より多くの柔軟性を提供します。自動レイアウトとのインタフェースを設計するための強化されたワークフローは、オブジェクトの関係をより強力に設定することができます。

新しいインターフェイスビルダーの機能の使用方法についての詳細は、 Interface Builder のヘルプを参照してください。

• アシスタントエディタの新しいプレビューモードは、あなたがデザインしている iOS 7 UIが、ポートレートモードやランドスケープモードでどのように見えるかや、iOS 6を実行しているデバイス上で見た目がどうか、示します。
• アセット·カタログは、複数の解像度での画像やアイコンを管理します。アセット·カタログは、 Xcode 5 の新しいファイルタイプを管理するものであり、エディタです。異なるプラットフォーム、デバイス、およびスケールファクタでの画像を保存し、管理するアセットカタログを使用してください。カタログには、必要とされる画像の変形を提示し、実行時にサイズ変更された画像用のスライスやストレッチのポイントを定義する機能を提供します。アセットのカタログの使用方法の詳細については、アセットカタログのヘルプ を参照してください。

• Xcode 5 のソース制御管理ワークフローは、リポジトリ・オーガナイザを削除し、プロジェクトウィンドウとソースコントロールメニューにこれらの機能を移動することで、プロジェクト中心のエクスペリエンスを創成します。ソースコントロールメニューでは、チェックアウト、コミット、変更をプッシュ、更新、追加、および履歴を含む多くのワークフローに簡単にアクセスできます。
• Xcode 5 ソース制御管理機能は、複数の作業コピーをチェックアウトし、直接分岐管理を処理する機能があります。あなたはアカウントの環境設定を使用して一箇所にすべてのリポジトリの場所と認証情報を管理できます。
新しいソース管理のワークフローの使用方法の詳細については、ソースコントロール管理のヘルプを参照してください。
• Subversionは、バージョン 1.7.9 にアップグレードされました。

• 新しい自動ベクトラはiOSとOS Xアプリの両方の計算ループの自動最適化をサポートしています。このオプションを有効にするには、ターゲットのビルド設定内のベクトル化ループ (Vectorize Loops) オプションを使用します。
• システムフレームワーク用のモジュールは時間を節約し、Cプリプロセッサを使用する代わりに SDK から API をインポートするための代替手段を高速で提供します。モジュールは、あまりメンテナンスや最適化のための必要のないプリコンパイル済みヘッダーのビルド時間の節約になります。これらは、ほとんど、あるいはまったくソースの変更のない場合に簡単なように採用されています。ビルド時間の改善以外にも、モジュールは、自動リンクなどのツールでの多くの優れた機能を有効にできる API モデルを提供します。

• 自動リンクは、コード·モジュールによって導入されたフレームワークにより有効になっている。ソースファイルがモジュールをサポートするフレームワークのヘッダを含む場合、コンパイラは自動的にそのフレームワークにリンクするオブジェクト·ファイルに追加情報を追加します。その結果、ほとんどの場合、あなたはモジュールをサポートするフレームワークAPIを使用するときに、あなたの目標とリンクするフレームワークのリストを個別に指定する必要はありません、ということです。
• iOS 7への展開プロジェクトのデフォルトの C++ 標準ライブラリは、C++ 11 の多くの利点を利用しており、LLVM のlibc++ ライブラリです。このライブラリを使用して構築されたアプリを iOS 5 とOS X 10.7 に戻す展開することができます。
• LLVM は現在、新しい Mac で利用可能な AVX2 ベクトル拡張命令をサポートしています。 これらの拡張機能を有効にするには、 Xcode ビルドの設定で Enable Additional Vector Extensions を使用します。
• LLVM で利用可能な新しい最適化レベル -Ofast は、積極的な最適化を可能にします。 - Ofast はほとんどのコードのための安全で、主に浮動小数点演算のためのいくつかの保守的な制限を、緩和する。これは、コンパイラからの大幅な高性能な勝利を得ることができます。

• iOS シミュレータは iCloud Sync を使用して app 内でドキュメントや KVS データを同期する事を可能にし、iCloud でのデバイス間の同期アプリを可能にしています。アプリの文書やデータを複数のデバイス間で正しく同期していることを確認するためにテストする場合にこの機能は便利です。

• Chinese Sina Weibo と Tencent Weibo 文字システムが iOS シミュレーターに加わりました。

新しいiOSシミュレータの機能の使用方法についての詳細は、iOSシミュレータのユーザーガイドを参照してください。

• ゾンビインストルメントテンプレートは、Xcode 5で強化され、現在のデバイス上で使用をサポートしています。デバイス上でゾンビを使用するには、iOS 7 が必要です。
• インストルメント割り当ては、仮想メモリマッピングが含まれています。
• インストルメント割り当ての Retain-Release ペアリングは、Retain のカウントが不釣り合いでないかを追跡するのに役立つように強化されました。

• Xcode 5 のドキュメントでの経験は、改訂されています。分割ウインドウは、検索して表示するよう調整され、ドキュメントリソースへの高速アクセスを提供します。あなたが同時に利用可能な複数のドキュメントの参照ができるように、ドキュメントウィンドウはタブをサポートしています。




• コンテンツ表示領域の専用テーブルは、開いているドキュメント内のトピックスを簡単に参照することができ、ドキュメントウィンドウに組み込まれています。




• 新しいドキュメントの経験値はメール、メッセージ、およびその他のツールを通じてブックマークや統合されて簡単に共有される事ができます。




• フレームワーク API のリファレンスマニュアルや、独自のソースコード内の構造化コメントからのプロジェクトのドキュメントは、クイックヘルプパネルと、コード補完ポップオーバービューに表示されます。 Doxygen と HeaderDoc 構造化コメントのフォーマットはサポートされています。

• Xcode 5 ビルドシステムは、プロジェクトのビルドサイクルの一部としてスプライトキットテクスチャアトラスを含むサポートが組み込まれています。テクスチャアトラスは、1つ以上の大きな画像にアプリの画像資産のすべてを組み合わせることにより、スプライトキット対応のアプリのパフォーマンスを改善する方法を提供します。あなたは、単一の描画呼び出しで複数の画像を描画することで、アプリのパフォーマンスを向上させることができます。テクスチャアトラスの詳細については"Texure Atlas Help"と"Sprite Kit Programming Guide"を参照して下さい。
• Xcode 5 には、Sprite キットのパーティクルエミッタのための新しいエディタが含まれています。パーティクルエミッタを使用すると、ディスプレイに特定のポイントを指定し、時間をかけて移動し、変更する画像を作成できるようにスプライト　Kit　フレームワークの機能があります。エミッタを使用して、雨、雪、回転する車の車輪、火災、およびゲームなどの多くの効果をシミュレートすることができます。パーティクルエミッタの詳細については、パーティクルエミッタエディタガイド 、スプライトキット Framework リファレンス、およびスプライトキットプログラミングガイドに記載されています。

Xcode 5.0.1

Xcode 5.0.1 は、OS X v10.9 とその他の機能追加での開発のためのサポートしています。

• Xcode 5.0.1 での開発は OS X 10.8.4 以降、および OS X 10.9 上でホストされています。
• OS X 10.8 および OS X 10.9 と iOS 7.0.3 の SDK が含まれています。
• Xcode 5.0.1 は OS X Server 上でホストされた、継続的統合の bot をサポートしています。

アカウント設定パネルで OS X のサーバーを追加するには、追加ボタン (+) を使用し、[プロダクト(Product)] > [bot を作成(Create Bot)]メニューコマンドをクリックします。

• OS X Server の、ホストされたリポジトリのサポートを含んでいます。
• iOS 6 (32ビット) および iOS7 (32ビットおよび64ビット) のバイナリが、単一のビルドターゲットでビルドできます。

Xcode 5.0.2

• Xcode 5.0.2 リリースでは、報告された開発者の問題と Apple 認定試験に合格したメンテナンスリリースです。より詳細な情報については、Xcode 公開ノートを参照してください。

Xcode 5.1

Xcode 5.1 は、OS X 10.8.4 (またはそれ以降)、または OS X10.9 で稼動している Mac が必要です。これは、以下の強調すべき機能を備えています。

• OS X v10.8、OS X v10.9 および iOS v7.1 用の SDK
• LLVM コンパイラへの更新

• Interface Builder で自動レイアウトの制約や編集ツールの機能を強化



Interface Builder はプロポーショナルと、アスペクト比の制約の作成をサポートします。アトリビュート・インスペクタの拡張機能は、例えば、他の中央の水平位置にあるオブジェクトの前縁を整列させるためなどの、クロス属性制約の作成を可能にします。自動レイアウト制約の編集 の、Control + ドラッグして自動レイアウト制約をオブジェクトに追加を参照してください。



• Xcode のデバッガ内の変数 Quick Look はカスタム·オブジェクト·タイプをサポート



開発者は、自分のクラスにクイックルック・コンテンツを提供することができるようになりました。クラスのインスタンスが変数ビューまたはデータチップを使用して、クイックルックで表示された場合、デバッガは、クラスの実装で debugQuickLookObject という名前のメソッドを探します。詳細については、Xcode のデバッガでカスタム型のクイックルック を参照してください。

Xcode 5.1.1

• Xcode 5.1.1 リリースは、報告された開発者の問題と Apple 認定テストのためのメンテナンスリリースです。

Xcode のリリースの詳細については、Xcode の公開ノート を参照してください。