Xcode ターゲット
ターゲットは、ビルドする製品を指定し、プロジェクトまたはワークスペース内のファイルのセットから製品をビルドするための指示を含みます。ターゲットは、単一の製品を定義します。それは、これらのソースファイル - 製品をビルドするのに必要な - を処理するためのソースファイルと指示のビルドシステム - への入力をまとめています。プロジェクトは、それぞれが一つの製品を生成する、1つ以上のターゲットを含むことができます。
製品をビルドするための指示は、ビルド設定とビルドの段階の形式を取り、Xcode プロジェクトエディタで調査し、編集できます。ターゲットは、プロジェクトのビルド設定を継承しますが、ターゲットレベルで異なる設定を指定することで、プロジェクトの設定をオーバーライドできます。同時に1つしかアクティブなターゲットは存在することができません。Xcode のスキームは、アクティブなターゲットを指定します。
ターゲットとそれが作成する製品は、別のターゲットに関連できます。ターゲットがビルドするために、別のターゲットの出力が必要な場合には、最初のターゲットは、第2のターゲットに依存すると言われています。両方のターゲットが同じワークスペースにある場合、Xcode は、必要な順序で製品をビルドする場合には、依存関係を発見できます。このような関係は、暗黙的な依存関係 と呼ばれています。また、あなたのビルド設定で明示的なターゲットの依存関係を指定することもでき、Xcode が暗黙の依存関係を持つように期待するかもしれない2つのターゲットが実際には依存しないように指定できます。たとえば、同じワークスペースでライブラリに対してリンクするライブラリとアプリケーションの両方をビルドすることがあります。Xcode はこの関係を検出し、最初にライブラリを自動的にビルドできます。しかし、あなたが実際にワークスペースにビルドされたもの以外のライブラリのバージョンにリンクしたい場合は、この暗黙の依存関係をオーバーライドするビルド設定で明示的な依存関係を、作成することができます。
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