XCode 16.2 日本語化計画
記事
払い戻し要求のテスト
アプリの払い戻し要求の実装と、承認された払い戻しと拒否された払い戻しのあなたのアプリとサーバによる処理をテストします。
概観
サンドボックス環境と Xcode の StoreKit テストはどちらも返金要求のテストをサポートしており、顧客はあなたのアプリ内から返金を要求できます。あなたのアプリは、beginRefundRequest(for:in:)、beginRefundRequest(in:)、beginRefundRequest(for:in:)、beginRefundRequest(in:)、refundRequestSheet(for:isPresented:onDismiss:) のこれらいずれかのメソッドを呼び出すことで返金要求シートを表示します。顧客はシートに記入して要求を提出します。
あなたのテストの設定に応じて、App Store はテスト環境での払い戻し要求を自動的に承認または拒否します。テスト環境では、払い戻し要求に対して App Store から電子メールが送信されないことに注意してください。
承認された払い戻しのテスト
承認された払い戻しのテストを設定するには、払い戻し要求シートで払い戻しの理由を選択し、シートを提出します。App Store はテスト環境で払い戻し要求を自動的に承認します。
あなたのアプリは、revocationDate プロパティと revocationReason プロパティに返金情報が含まれる Transaction を受け取ります。サンドボックス環境であなたがテストしていて、サーバがサンドボックスの App Store Server Notifications V2 を受信する場合、REFUND notificationType の通知を受け取ります。
払い戻し拒否のテスト
払い戻し拒否のテストを設定するには、サンドボックス環境であなたのアプリを実行して、払い戻し要求シート以下の手順に従います。
- [Issue(問題)] で [Other(その他)] を選択します。
- テキストボックスに REJECT と入力します。
- [Request Refund(返金を要求)] をタップします。
App Store はテスト環境では自動的に払い戻し要求を拒否します。
あなたのサーバがサンドボックス環境で App Store Server Notifications V2 を受信すると、REFUND_DECLINED notificationType の通知を受け取ります。
サンドボックス環境でのサーバ通知の受信の詳細については、App Store サーバ通知の有効化 (Enabling App Store Server Notifications) を参照してください。テストの詳細については、Xcode とサンドボックスを使用した開発のすべての段階でのテスト および Xcode での StoreKit テストの設定 (Setting up StoreKit Testing in Xcode) を参照してください。
アプリ内購入のテスト
Xcode とサンドボックスを使用した開発のすべての段階でのテスト
開発全体を通してあなたのコードをテストして、アプリ内購入の実装を検証します。
サンドボックス環境で実際の製品情報とサーバ間取引を使用して、アプリ内購入の実装をテストします。
テスト環境用にあなたが構成した再獲得提供のアプリによる処理を検証します。
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