Xcode 11.5 日本語化計画:

target (ターゲット)

ターゲット は、iOS、watchOS、または macOS アプリなど、ビルドする製品を指定します。テンプレートからプロジェクトを作成すると、ターゲットが自動的に追加されます。プロジェクトの作成時にユニットテストと UI テストを選択した場合、プロジェクトにはメインアプリとテストアプリ用のターゲットが含まれます。iOS アプリに依存する watchOS アプリには、iOS アプリ、WatchKit 拡張機能、および WatchKit アプリ用のターゲットがあります。macOS アプリも複数のターゲットを持つことができます。プロジェクトエディタでターゲットを選択して、ターゲットの設定を表示・変更します。プロジェクトエディタの [Add (追加)] ボタン (+) をクリックして、新しいアプリケーション、フレームワークおよびライブラリ、テスト、またはアプリケーション拡張機能のターゲットをプロジェクトに追加します。

ターゲット設定は、以下のプロジェクトエディタペインで編集されます。

全般 : バンドル ID、バージョン、ビルド番号など、一般的に編集されるターゲット設定。全般設定は他のターゲット設定カテゴリ内に存在しますが、便宜上ここにも含まれています。

署名と機能 : アプリのコード署名および、iCloud、プッシュ通知、Game Center などのアプリサービスを有効にするための設定。

リソースタグ : プロジェクトがオンデマンドリソースのセットを識別および管理するために使用するカスタム定義のタグ。

情報 : ターゲットの Info.plist ファイル内に含まれる設定。

ビルド設定 : ターゲットのビルド方法を正確に指定する設定。

ビルドフェーズ : ソースコードのコンパイルやリソースの製品へのコピーなど、ビルド時に実行されるアクションを説明する設定。

ビルドルール : 特定の種類のファイルをビルドするためのカスタムルールを定義する設定。