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インスタンスメソッド

split(maxSplits:omittingEmptySubsequences:
whereSeparator:)

与えられた predicate (述語) を満たす要素を含んでいないコレクションの、可能な最長の部分シーケンスを順番に返します。

宣言

func split(maxSplits: Int = default, omittingEmptySubsequences: Bool = default,
	 whereSeparator isSeparator: (Bound) throws -> Bool) rethrows ->
	 [Range<Bound>]

Bound が Strideable に準拠し、Bound.Stride が SignedInteger に準拠する場合に使用可能です。

パラメータ

maxSplits	コレクションを分割すべき最大の回数、または返すべき部分シーケンスの数より 1 つ少ない数。maxSplits + 1 個の部分シーケンスが返された場合、最後のものは、残りの要素を含む元のコレクションの接尾辞 (suffix) です。 maxSplits はゼロ以上でなければなりません。デフォルト値は Int.max です。
omittingEmptySubsequences	false の場合、isSeparator の predicate (述語) を満たす連続した要素の各ペアと、isSeparator の predicate (述語) を満たすコレクションの最初または最後の各要素について、結果に空の部分シーケンスが返されます。デフォルト値は true です。
isSeparator	要素を引数として取り、その要素でコレクションを分割するべきかどうかを示すブール値を返すクロージャ。

戻り値

このコレクションの要素から分割された部分シーケンスの配列。

議論

結果の配列は最大 maxSplits + 1 個の部分シーケンスで構成されます。シーケンスを分割するために使用される要素は、部分シーケンスのいかなる一部としても返されません。

以下の例は、空白に一致するクロージャを使用して文字列を分割するときの maxSplits および omittingEmptySubsequences パラメータの効果を示しています。split の最初の使用は、もともと 1 つ以上の空白で区切られていた各単語を返します。

let line = "BLANCHE:   I don't want realism. I want magic!"
print(line.split(whereSeparator: { $0 == " " }))
// Prints "["BLANCHE:", "I", "don\'t", "want", "realism.", "I", "want", "magic!"]"

2 番目の例では、maxSplits パラメータに 1 が渡されるため、元の文字列は一度だけ分割され、2 つの新しい文字列になります。

print(line.split(maxSplits: 1, whereSeparator: { $0 == " " }))
// Prints "["BLANCHE:", "  I don\'t want realism. I want magic!"]"

最後の例では、omittingEmptySubsequences パラメータに false が渡されるため、返される配列は、空白文字列が繰り返されていた所に空の文字列が含まれています。

print(line.split(omittingEmptySubsequences: false, whereSeparator: { $0 == " " })
// Prints "["BLANCHE:", "", "", "I", "don\'t", "want", "realism.", "I", "want", "magic!"]"

複雑さ：O(n)、ここで n はコレクションの長さです。