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汎用インスタンスメソッド
randomElement(using:)
与えられたジェネレータを乱数のソースとして使用して、コレクションのランダムな要素を返します。
宣言
func randomElement<T>(using generator: inout T) -> Bound? where T : RandomNumberGenerator
パラメータ
generator | ランダムな要素を選択するときに使用する乱数ジェネレータ。 |
戻り値
コレクションからのランダムな要素。コレクションが空の場合、このメソッドは nil を返します。
議論
カスタム乱数ジェネレータを使用している場合は、randomElement(using:) を呼び出して配列または別のコレクションからランダムな要素を選択します。この例では、配列からランダムに名前を選択します。
let names = ["Zoey", "Chloe", "Amani", "Amaia"]
let randomName = names.randomElement(using: &myGenerator)!
// randomName == "Amani"
複雑さ:コレクションが RandomAccessCollection に準拠している場合は O(1)。そうでなければ、O(n)、ここで n はコレクションの長さです。
ランダムな要素を選択するために使用されるアルゴリズムは、将来のバージョンの Swift で変更される可能性があります。プログラムを実行するたびに同じシーケンスの要素を生成するジェネレータを渡す場合、異なるバージョンの Swift を使用してプログラムをコンパイルすると、そのシーケンスが変わることがあります。
以下も見よ
要素へのアクセス
コレクションの最初の要素。
コレクションの最後の要素。
Bound が Strideable に準拠し、Bound.Stride が SignedInteger に準拠する場合に使用可能です。
subscript(Range<Bound>.Index) -> Range<Bound>.Element
指定された位置にある要素にアクセスします。
Bound が Strideable に準拠し、Bound.Stride が SignedInteger に準拠する場合に使用可能です。
subscript(Range<Range<Bound>.Index>) -> Range<Range<Bound>.Bound>
与えられた範囲で教戒された部分シーケンスにアクセスします。
Bound が Strideable に準拠し、Bound.Stride が SignedInteger に準拠する場合に使用可能です。
subscript<R>(R) -> Range<Bound>
範囲式で指定されたコレクションの要素の連続した部分範囲にアクセスします。
Bound が Strideable に準拠し、Bound.Stride が SignedInteger に準拠する場合に使用可能です。
subscript((UnboundedRange_) -> ()) -> Range<Bound>
Bound が Strideable に準拠し、Bound.Stride が SignedInteger に準拠する場合に使用可能です。
func randomElement() -> Bound?
コレクションのランダムな要素を返します。