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あなたのアプリの一回限りの設定の実行
(Performing One-Time Setup for Your App)
あなたのアプリ環境が適切に構成されていることを確認してください。
概観
ユーザが初めてあなたのアプリを起動するときに、いくつかの 1 回限りのタスクを実行してアプリ環境を準備することをお勧めします。たとえば、以下のようにします。
あなたのアプリデリゲートの application(_:willFinishLaunchingWithOptions:) または application(_:didFinish
LaunchingWithOptions:) メソッドで 1 回限りのタスクを実行します。ユーザ入力を必要としないタスクについては、アプリのメインスレッドを決してブロックしないでください。代わりに、ディスパッチキューを使用して非同期でタスクを開始し、あなたのアプリの起動が完了する間タスクをバックグラウンドで実行できるようにします。ユーザ入力が必要なタスクの場合は、application(_:didFinishLaunchingWithOptions:) メソッド内でユーザインターフェイスにすべての変更を加えます。
適切な場所にファイルをインストール
アプリにはファイルを保存するための独自のコンテナディレクトリがあり、アプリ固有のファイルは常に ~/Library サブディレクトリに配置する必要があります。具体的には、ファイルを以下の ~/Library サブディレクトリに保存して下さい。
あなたのアプリのコンテナ内のいずれかのディレクトリの URL を取得するには、FileManager (FileManager) の urls(for:in:) (urls(for:in:)) メソッドを使用します。
リスト 1 アプリ固有のディレクトリの場所を取得する
let appSupportURL = FileManager.default.urls(for:
let cachesURL = FileManager.default.urls(for:
一時ファイルをアプリのt mp/ ディレクトリに配置します。一時ファイルには、内容が抽出されて他の場所にインストールされた後に一度削除する予定の圧縮ファイルが含まれます。FileManager (FileManager) の temporaryDirectory (temporaryDirectory) メソッドを使用して、アプリの一時ディレクトリの URL を取得します。
以下も見よ
起動時
アプリの起動シーケンスについて (About the App Launch Sequence)
アプリの起動時にシステムがあなたのコードを実行する順序を学びます。
複数の起動の間でアプリの UI を保持 (Preserving Your App's UI Across Launches)
システムがアプリを終了した後、アプリを以前の状態に戻します。