ブレークポイントの有効範囲の指定
ブレークポイントが利用可能であるときに、異なるスコープ間でブレークポイントを移動するために設定します。
手順
- ブレークポイントナビゲータで、ブレークポイントを Control - クリックします。
- ショートカットメニューから、[ブレークポイントを移動(Move Breakpoint To)] を選択し、望みの範囲(scope) を選択します。
上のスクリーンショットは、このユーザーが作業するすべてのプロジェクトとワークスペースに表示される、ユーザブレークポイント上でメニューを開いている所を示しています。
ブレークポイントのスコープはブレークポイントが使用可能であるときに指定できます。ブレークポイントには3つのスコープがあります。
- プロジェクト。 プロジェクトが開いているときにブレークポイントがプロジェクトスコープを有効だと設定します。このスコープは、シンボリックおよびファイルと行ブレークポイントで有用です。Xcode は、デフォルトで、プロジェクトのスコープを持つ新しいブレークポイントを作成します。
- ワークスペース。 そのワークスペースで作業するときに、ワークスペースのブレークポイントを参照します。このスコープは例外ブレークポイントで有用です。
- ユーザー。 あなたが作業する、すべてのプロジェクトおよびワークスペースでユーザーブレークポイントを参照します。このスコープは、たとえば、ファイルシステム内の特定の場所にログを書き込む例外ブレークポイントに興味がある時などのためにのみ有用です。
ヒント: ブレークポイントナビゲータ内のファイルを選択し、別のスコープにファイル内のすべてのブレークポイントを移動するには、ショートカットメニューから[ブレークポイントを移動(Move Breakpoint To)] を選択して、望みのスコープを選択します。
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