ブレークポイントのアクションとオプションの設定
ブレークポイントがトリガされたとき Xcode が何をするかを指定するには、ブレークポイントエディタを使用します。
手順
- ブレークポイントナビゲータで、ブレークポイントを Control - クリックし、ショートカットメニューから[ブレークポイントの編集(Edit Breakpoint)] を選択します。
- 条件、アクション、およびブレークポイントエディタでのブレークポイントのオプションを設定します。
上のスクリーンショットは、ヒットした最初の5回は無視される、ファイルおよび行のブレークポイントを示しています。いかなる条件も設定されていないと、評価するアクションが設定された後に自動的に継続するためのオプションが設定されます。5回のヒットの後、ブレークポイントはトリガされると、音を出してプログラムの実行を継続するため Xcode に働きかけます。
各ブレークポイントの型は、条件や無視されるカウント (ファイルおよび行ブレークポイントのために) のようなそれを定義する特定のプロパティがあり、シンボル名(シンボリックブレークポイントのため) 、および (例外ブレークポイントのための) 例外タイプがあります。しかし、すべてのブレークポイントの型は2つのプロパティを共有します:
- アクション: ブレークポイントがトリガされたときに、Xcode がどんなアクションを実行するかを指定します。Xcode は、AppleScript スクリプトまたはシェルやデバッガのコマンドを実行して、ログインするか、メッセージを話し、または音を出すことができます。追加 (+) や 削除 (-) ボタンを使用して複数のアクションを追加したり削除したりできます。
- オプション: アクションを実行した後、プログラムの実行を継続するかどうかなどのような、追加のブレークポイントの動作を指定します。
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