文書 > Foundation > Numbers,Data,and Basic Values > Data > NSData > init(contentsOf:options:)

イニシャライザ

init(contentsOf:options:)

与えられた URL で指定された場所のデータを使用してデータオブジェクトを初期化します。

宣言

init(contentsOf url: URL,
options readOptionsMask: NSData.ReadingOptions = []) throws

パラメータ

aURL	そこからデータを読み込むべき URL。
mask	データを読み取るためのオプションを指定するマスク。定数部分は、NSData.ReadingOptions で説明しています。

戻り値

aURL で指定された場所からのデータで初期化されたデータオブジェクト。

議論

このメソッドを使用して data:// の URL を NSData オブジェクトに変換します。短い (short) ファイルを同期して読み込むために使うこともできます。潜在的に大きなファイルを読み込む必要がある場合は、inputStreamWithURL: を使用してストリームを開き、増分的にファイルを読み込みます。

重要:

この同期メソッドを使用してネットワークベースの URL を要求しないでください。ネットワークベースの URL の場合、このメソッドは低速ネットワーク上で現在のスレッドを数十秒間ブロックし、そのためユーザーエクスペリエンスが低下し、iOS ではアプリが終了する可能性があります。

代わりに、ファイル以外の URL の場合は、URLSession クラスの dataTask(with:completionHandler:) メソッドを使用することを検討してください。例については、ウェブサイトデータをメモリにフェッチする を参照してください。

Swift でのエラー処理：

Swift では、この API はイニシャライザとしてインポートされ、失敗の場合にエラーをスローすることを示す throws キーワードでマークされています。

Swift プログラミング言語 (Swift 4.1) のエラー処理と Cocoa および Objective-C でSwiftを使用する (Swift 4.1) のエラー処理で説明したように、try 式でこのメソッドを呼び出し、do 文の catch 節でエラーを処理します。